イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
消えた・・・一生懸命に書いたレビューが・・・・
朝からバタバタでやっと観られたと思ったら、久々に書いたレビューまでがぁぁぁ
でも、もう一度頑張って書いてみます
ではでは・・・・
これより先の記事にはネタバレが含まれています。これから鑑賞予定のある方は閲覧にご注意ください!
この作品、なんでこんなに公開劇場が少ないの・・・・
予定していた時間帯のチケット予約があまりにも早く進み、1列めと2列めにしか空きがなくて三半規管が悪くメニエール持ちの身としては、一度は鑑賞を断念。。。
でも、時間を置いてネットを確認したら4列目に空きが・・・・!
家をダッシュで出て駅まで行き、乗り換えの駅で走り、某駅前のスクランブル交差点を走りに走り・・・・ギリギリ時間に間に合いました~☆
このお話自体、悲劇的な結末である事は既にわかっているわけだから、かなり前に王様のブランチで紹介された時、タニショー同様「すごく観たい!」と思ったものの、あまりの切なさや苦しさでトラウマになるのが恐くて、正直かなり躊躇した時もあったりw
ごめんなさい、この記事は映画未見の人が見てもあまり意味がわからないかも。鑑賞した方閲覧を前提に書いてしまってるので、ストーリー等の説明は、はしょりますね。
確かに切ない話ではあったけれど、以外にも清々しい気持ちで劇場を出た自分がいました。あまりの切なさや苦しさでトラウマになってしまうのでは・・・という恐怖が常にあったんだけど。。。
言わずとしれたコンピューターの父であるアラン・チューリングのお話なので、エニグマ解析や解析マシン作成の苦労話でほとんど終始するのだろうと思ってたんですよね。ところが、タイトルにもある「秘密」というのは、むしろそれ以外の部分の話だったのかも。
MI-6と協力して、暗号解析できた事を隠し通し、敵に気づかれる事のないよう適度な勝率を設定する・・・!なんとも残酷で冷酷な作業。それでも、彼の功績のおかげでたくさんの人が助かったはずなんだけれど。。。。
天才が故の苦悩・・・とか、他者に理解されない孤独。というのは、実際間違った解釈ではないけれど、彼自身が感じていた不都合さや悲しさはそこではなかったと思う。少なくともこの映画の中のアランは。
だから彼がエニグマ解析をやり遂げ、クリストファーと引き離される事なく、最期までいられたのだとしたら、ある意味彼は、彼なりの完全燃焼ができたのじゃなかろーか。曲がりなりにもチームの皆とはある程度の相互理解が得られ、何よりジョーンはクリストファー以外で唯一アランと固い絆で結ばれている人だったし。そんな人が見つかったわけだから。。
アランがこういうタイプの人だったのか・・・!と知った時、わたし的に思い浮かぶ病名(?)があるんだけど、一応ここでは控えさせてもらいますね。でもそれが当たってるとしたら、彼の自殺説は絶対に間違っているな・・・と感じましたです、はい。
実は今日、無理してまで観に行った理由は、今の自分の問題を解決してくれる答えがきっと何かあるんだろう、という考えが漠然と頭に浮かんでいたからなんですけど。やっぱり・・・、当たるんだよね、こういう予感。という超個人的な感想しか出てこないのが残念ですがw
とりあえず、これから彼に関する本とエニグマ解析に関する本を揃えて読破したいという野望に駆られています。史実をフィクション部分とうまく融合させた、さすがアカデミー脚色賞受賞作!という仕上がりでした。
彼が亡くならずに健在でいれば、若き日のスティーヴ・ジョブズやビル・ゲイツとの対談が可能だったんじゃないかな!?と思うと、それがちょっと残念。
もう一度、劇場で観たいけど、ちょっと劇場が遠いんだよなぁ~
低予算だけど、とても誠実に作られた秀作です、遠くても是非劇場へ!
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