連ドラ☆2011年

JIN-仁- 最終章

Still0138仁の容態はますます悪化。
そんな仁を見て、彼を救うには元の世界に戻るしかない・・・と心配する咲と野風。

その頃、恭太郎は勝からフランス留学を薦められる。願ってもない良い話のはずだが、暗い表情の恭太郎に、前へ進めと言う勝。おまえがいくら悔やんでも、あいつはもう戻ってこない、と言う勝の言葉に、ますます責任を感じる恭太郎。
龍馬の人生を奪っておいて、自分の人生を切り拓くなどと許される事ではないと。。。

Still0139 栄から恭太郎の決心を聞いた咲は、兄を止める為に上野へ駆けつける。だが、恭太郎の姿を見つけ駆け寄ろうとした咲を銃弾が襲う。

野戦病院を開いた仁の元に、恭太郎に担がれた咲が運ばれてくる。
医学館・医学所が協力して治療にあたるその診療所を見て、自分の考えを反省する恭太郎。次々と死んでいく彰義隊の面々を必死で治療していく仁たちの為に診療所に残る決意をする。

Still0142 Still0143 撃たれた腕の治療はしたものの、細菌感染しているのを気づかず、周囲を気遣って倒れてしまう咲。ペニシリンさえ効かない緑濃菌に感染していた。

脳腫瘍の状態が悪化していく仁と、緑濃菌に蝕まれていく咲。
そんな時、仁はこの時代に飛ばされてきた時、自分がポケットに入れたはずの薬を思い出し、仁友堂のメンバーや橘家の人間にそれを探してもらう。

自分が恭太郎と出会った辺りを探していた時、再び龍馬の声を聞く仁。咲を救うには未来に行くしかないという声にしたがって、自分が手術した脳腫瘍を抱えた男が倒れていた錦糸町公園を目指す。

Still0145 仁の狙い通り、そこから未来に戻る事ができた。意識が戻るとすぐに胎児様腫瘍を持ち出し、咲の病状を好転させる薬を持ち、非常階段を目指す。あの時のように、あの時の自分に呼び止められ、もみあいになり、結局今の自分ではない方の仁が飛ばされてしまった。力尽きる仁。

しかし、目を覚ました仁を待っていたのは、微妙に変化した未来だった。江戸時代に残してきた人たちについて調べる決心をした仁は、幕末についての資料を読んだり、橘家があった辺りに行ってみる。驚いた事に、橘家の跡地に病院があるのを見つける。

そしてそこで仁に声をかけてきたのは・・・・。

  

Still0146 Still0147

見えんでも、聞こえんでも、おるぜよ。
いつの日ぃも 先生と共に。

何故か仁と咲の記憶意外は、誰の記憶からも削除されてしまった仁の存在。でも、それでも仁と皆の日々は実在したんだよ・・・と言いたげな龍馬の言葉。

Still0155 Still0156 結局、いきなり現代に戻ってきた仁だったけど、あのまま江戸時代の皆とお別れのままラストってのは何だか寂しいなぁ。まあ、こうなるしかないんだろうけど、咲と仁が両思いでありながら150年も離れ離れになってしまったのが切ない。

未来からの説明が、ちょっとご都合主義な感じだったけど、結局病状が回復した咲が野風の子供の安寿を引き取って、その子孫が「橘未来」となって仁の前に現れるのは、ちょっと粋というか、ある意味切ない展開だったかな。

再び、未来の脳腫瘍手術に挑む仁は、果たしてまたまたタイムパラドックスに入っていくんだか、どうなんだか。。。。

Still0157Still0158なんにしても、とうとう終わってしまいました。
あぁ~、うそぉ~~って感じですわ。

緒方先生も、龍馬も、仁友堂の仲間も、橘家や鈴屋の人たち、野風も。。。
なんだか一瞬で夢のような存在に変わっちゃいましたね。仁があちらへ行った時のように、また人には言えない自分だけで抱えなければならない「過ごしてきた境遇が一瞬で変わった事実」
これってあまりに辛い事だよね。また、何年もかけて今の自分を受け入れていかなければいけないわけで。

あの包帯男の仁が未来に戻ってきたワケは、咲を救いたい一心だったんですね。それで薬を持ち出したり、もう一度江戸時代に戻ろうとして非常階段に行ったわけですな。。。あの包帯男が江戸時代に戻るってのは、絶対にないパターンなのかな。。。。
まあタイムパラドックスってのは、タイムスリップものには、つきものですけど釈然としないものが残るなぁ~~。

Still0152 Still0154 でも不思議なのは、どのキャラもかなりの豪華キャストが演じている上に、どれもキャラ立ちしていて存在感のあるキャラクターばかりなんだけど、緒方先生の時にしてもそうだったように、亡くなっても何だか妙に爽やかというか、いつまでも後味が悪い・・・ってのがないんだよね。妙にあっけないというか。
龍馬と東にしても、かなり悲劇的なのに、何だかあっさりと受け入れられてしまうというか。人の命が儚い時代だったからこそ、の悲劇的な出来事だったり別れだったりするからかもしれないけど、これは脚本が見事なのかなぁ~と思ったりしましたです。

楽しい時間は短いけれど、この足掛け2年間ですら、あっという間でした。退屈だとか、つまらないとか、そんな時間は一瞬たりともなかったな。佐分利じゃないけれど「出会った事を後悔した事など、一瞬たりともございません!」ですわ(笑)

また、いつかこんな作品に出会える時がくるんだろうか。
秀作とお別れする度、こういう思いをするけれど、何年かに一度必ず「これがまさに最高峰だ!」と思える出会をしてきたのも事実。

スクリーンで仁先生を見てみたかったけど、これはこれで立派に完結したので、とりあえず仁先生にお別れをしようと思います。

見えんでも 聞こえんでも おるぜよ

いつの日ぃも 先生と共に。

Still0161

  

  

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JIN-仁- 第8・9回

記事を更新できないまま、ついに最終回を迎えてしまいました。

なので、ちょっとだけ書いておきます。

仁の想いをよそに龍馬の運命はどんどんと、暗殺の日に向けてすすんでいる。

お産が近づいた野風は仁友堂に入院してくるが、予定日近くになってから逆子になってしまい、周囲を不安にさせる。

しかし案の定、最悪の展開になり・・・・という、野風のお産でした。
確かにお産は激痛ですけど、麻酔なしで帝王切開なんて、考えただけでもオソロシイ。

野風のお産を無事済ませたものの、今度は龍馬の暗殺問題。
龍馬の暗殺された日が彼の誕生日だと思い出した仁は、佐分利、咲と共に京都を目指す。

一方、龍馬暗殺を命じられた恭太郎たちも、仁たちの後を追って京都に向かう。

何だか東が切なかったなあ~。。。
まあ、龍馬に何らかの恨みのようなものがあるのはわかってたけど、ここまできてこんな展開になるとは。

龍馬の言う通り、彼の気持ちを守るために龍馬を斬ったんだろーね。。。
しかし、中岡慎太郎が何だか可哀相な事になってたなぁ。本来なら龍馬と一緒に襲われるんだけど、外でいきなり襲われたのね^^;

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JIN-仁- 第7回

Still0103 ルロンと野風が正式に結婚する事になり、その式への出席の為、横浜に出かけていく仁と咲。

ルロンの妻として、すっかり幸せなマダムが板についていた野風だったが、咲にとっては腑に落ちない事が。。。いまだに二人の関係がすすんでいない事を野風に知られてしまった咲はシャンパン、ワインと飲み続け酔いつぶれてしまう。酔った咲を部屋まで運ぶ仁。

Still0099 Still0100 そんな仁に、診て欲しい患者がいると話す野風。
奥の部屋に案内された仁は、そこで再びしこりができた事を野風に告げられる。愕然としながらも野風を診察する仁。野風の症状からして、肺にも転移している可能性が。ところが、野風は妊娠していた。

転移性の乳がんであるなら、2年生存率が50パーセントであると告げる仁に、意外にも笑顔で喜ぶ野風。2年あれば子供を生んで、その子と歩く事さえできるかもしれないと言う野風に、複雑な想いで彼女を見つめる仁。

Still0105 Still0106 そんな野風の気持ちを、咲は理解していた。
ウェディングドレスで歩く野風を見て、ルロンとの間の子供が仁の未来の想い人につながっていくかもしれないという希望を持っているのだろうと仁に告げる咲。そして、歴史の修正力がその2人の間の子供を奪おうとしても、その子を産む事を本当に野風が望んでいるのだとしたら、それはもうただの歴史のはず。その歴史の為に自分が野風の子供を取り上げたいと言う咲に、野風の出産に立ち会う決心をする仁。

Still0111 しかし、そんな展開をよそに、恭太郎は龍馬を探れという上の命令に従い、龍馬が仁に宛てた手紙と写真を持ち出していた。

時代は大政奉還に向かって、どんどんと流れを速めていく。

Still0107 野風は乳がんが再発してしまいましたね。。。
仁が言っている通り、彼が助けた人は結局、命を落とす事になってしまうのかな。やっと幸せになれたのにね~T-T

咲はとっても洞察力があるというか、感受性が豊かなのね。。。ルロンを大切に想いながらも、仁への愛を、自分の子孫を残す事で貫こうとする野風の気持ちをわかっているのね。なんだか切ない話だわ。。。

暴力は暴力しか生まないと仁に言われた龍馬は、無血開城に向けて行動し始める。しかしそれは、龍馬の暗殺に向かってまっしぐらな道。。。

Still0115

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JIN-仁- 第6回

Still0088 Still0089 長崎へと講義の為に出かけた仁。

あまりに先進的な仁の医療知識にまたしても色々な方面で摩擦が生じるが、偶然にもケガ人を運んできた龍馬と再会。龍馬が連れてきたのは、なんとあの「グラバー」だった。

グラバーは目を斬りつけられており、非常に難しい状態だったが、仁の機転で手術は成功。仁に偏見の目を向けていた医師たちも彼の腕に脱帽する。

Still0093 仁が長崎を訪れた理由はペニシリン普及の他に龍馬暗殺を彼自身に知らせる事だった。だが、以前のように暗殺の話に触れると激しい頭痛が起きる。

龍馬と長州に向かう決意をした仁だったが、幕府軍と長州の戦いの凄惨さを目の当たりにしてショックを受けてしまう。グラバーから銃を買い付け、それを長州に売っている龍馬と口論になってしまい、幕府軍の兵士を助けた事がきっかけではなればなれに。

すっかり変わってしまった龍馬に、暴力は暴力しか生み出さないと訴える仁は、自分を翻弄する神と時代の流れに大きく逆らい始めていた。。。

Still0095 話はどんどん維新に向かって走り始めているせいか、ますます暗いストーリー展開になってきましたね。龍馬の暗殺の話になると頭痛に襲われる仁ですが、例のあの胎児のような腫瘍がその痛みの元なんだろーか。。。

「おれはおまえだ。おまんはわしじゃ。」というセリフが出てきたけど、やはり龍馬と間違われて・・・・というより、龍馬として斬りつけられるのかなぁぁ。

仁の言う「暴力は暴力しか生まない」というのは理解できるというより、あたりまえの事なんだけど、龍馬の言う通り、この時代にはこの戦争は必要だったのかもしれないな。仁の意見に達するには130~140年の時代の流れの中で大きな過ちがいくつもあった結果、出てきた考え方なんだろうと思うし。

Still0096_2次週は幸せを掴んだ野風に再発の影が忍び寄りますね。。。

  

  

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JIN-仁- 第5回

Still0079 お初の治療中に消えてしまった仁。

そして彼が見たものは成長したお初が「南方」という男性と祝言を挙げている風景。そして現代の仁の家から出てきた子供が自分自身ではないという映像。

何とかお初と咲の前に戻ってきた仁だったが、お初は急激な出血が原因で亡くなってしまった。自分の無力さを痛感する仁。

江戸に戻った仁を田之助が訪ねてくる。自分の兄弟子である吉十郎を診て欲しいと言う。吉十郎は鉛中毒だった。役者が使っているおしろいに含まれる鉛が原因と思われるものの、金属キレートがない江戸時代、鉛中毒の特効薬はない。

Still0080 Still0081 なんとか吉十郎を舞台に立たせる為、彼とその息子を仁友堂に連れてくるのだが、予想に反して劇的な回復を遂げる吉十郎に奇妙さを感じる仁。

いよいよ舞台の日。。。。

なんか今日は本題とは、ちょっとズレてたお話だったような。。。
まあ、それはそれでいいんですけど。

Still0085 Still0086 時代はどんどん明治維新へと近づき、お話の本題はタイムスリップ絡みになっていってる感じ。仁のタイムスリップにどういうオチをつけるのかは謎ですが、原作はまだ続いてるんだよね? て、ことは原作とは関係ないドラマオリジナルエンディングになるわけかしら。

にしても、田之助って、すっかりいいやつになっちゃってるけど、初登場の時には結構最低だったよね(花魁を孕ませた)
で、今日は兄弟子を診た仁が彼の要望に対しNOというと、「医者なんかやめちまえ!」だからね(爆) まあ、兄弟子を心配しての事だろうけど、それにしても勝手なやつだよね(あはははははは)

Still0087 いよいよ、来週は龍馬との絡みらしいですが、どうなる事やら。。。
坂本龍馬の暗殺が史実からなくなる事はないだろうしね。

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JIN-仁- 第4回

Still0059 安道名津の一件で、将軍と和宮からお詫びを兼ねた品を受け取った仁と咲。

遠心分離器を作成して血液型の選別に成功したり、ペニシリンの粉末化に奮闘したりと、仁友堂は順調に動いていた。
そんな時、医学館の多紀が訪ねてきて、川越藩主の正室を診て欲しいと依頼してくる。その恵姫は首にできた巨大な腫瘍が原因で夫婦仲がうまくいかなくなり、由緒ある血筋でありながら子供を授かれずにいた。

Still0057 Still0058 咲と一緒に川越藩に向かう仁。途中の旅籠でお初という子供と知り合うが、その子に触れた瞬間、仁の体に電気が走るような衝撃が加わる。

恵姫のこぶは幸い良性で手術によって取り除く事が可能であると判断するも、彼女が貧血である事に気づき戸惑う仁。万が一に備えて輸血の用意をしようとする仁だったが、思わぬ抵抗にあってしまう。

Still0062 恵姫の言葉に心を動かされた彼女の一族達は、恵姫に血液を提供する事を快諾。手術も成功し、彼女のこぶは綺麗に取り除かれる。

しかしその帰り道、再び同じ旅籠に寄った仁と咲は、大ケガをしたお初と遭遇。緊急オペをする事になるのだが・・・・・

Still0064 咲が一生懸命、独り相撲を繰り広げていました(笑)
確かに時代が違うのだから考え方が違ってもあたりまえだけど、じれったい(笑×2)

仁は未来をどうするのか・・・。すっかり咲しか見えていない様子。

お初が仁の先祖なのか・・・というセリフが出てきましたけど、案外龍馬と何か関係があるような気がしてきました。

どんどん幕末に近づいてきますけど、結局最後はどうなるのか!?・・・と、そこに尽きますわね、感心は。。。でもでも、そしたから終わっちゃうんだよ!(あたりまえでしょ・・・)

Still0066 Still0067

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JIN-仁- 第3回

Still0012 仁の危機一髪を救った(!?)のは意外にも牢名主。

耳に虫が入ったと騒いだり心拍が停止したりと、強いんだか激弱いんだかよくわかんない牢名主だった(笑)

恭太郎が京都に跳んだり、一橋公の嘆願書を貰ってきたり、江戸の町で仁の無罪を叫びまくったりと、あの手この手で仁を助けようとした周囲を尻目に、あっさりと仁を救ったのは医学館の元琰だった。

仁の為に身売りをしようとした野風は外国人(名前がわかんない・・・)の愛人なのか妻なのか不明だが、とにかくいきなりの玉の輿。仁の身を救うためのツルの為だったんだろうけど、これがこの先彼女にとっていいのか悪いのか。。。

Still0018 Still0019 この一連の騒ぎで咲への気持ちに気づいた仁は何とプロポーズを!!
しかし、ななななななんと断られてしまう!(ななななななぜ!?)

仁は改めてこの江戸で生きていく事を決意し、ペニシリンをもっと世に広めようと考え始める。世はますます幕末に近づき、親友・龍馬の身が気になるのだが・・・・

Still0014 何だか牢名主には笑っちゃいましたが、それにしても今回はひどい目にあったわ~!元琰はたぶん違うんだろうな~と思ってたんだけど、まさかあの野風の時の医者が執念深く仕組んでいたとは・・・!(しつこっ。もうだいぶ前の事じゃんね)

仁は咲にフラれちゃいましたが、咲が仁を想ってるのは明白だし、何だかじれったいような気がするけど確かに未来に帰っちゃうという都合もあるし。。。仕方ないのか。

Still0023 どんな結末になるのか今から気になるけど、もう既に3回終わってしまった!早いわ、ほんとに早いのよ、今クールは。もうこれで完結しちゃうんだから早く最終回にならないでちょうだい!(無茶言うな・・・)

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JIN-仁- 第1・2回

Still0001_2 久々の復帰記事でございます~。

今期は頑張って更新していこうと思います。
なんたって仁先生と我が殿が登場している春ドララインナップだからね~。

さてさて・・・

2009年12月以来の仁先生はホントにまったく変わりがないというか、外見的にもだけど、1年以上のブランクがあったなんて感じられないスタートでした。

今日はもう第3回の放送なので(笑)一気に1回・2回とまとめてUPしちゃいますけど・・・

度重なる頭の激痛にも関わらず、未来に帰る事なく江戸に仁が留まって早2年。
結納の席をまさにドタキャンして仁友堂に駆け込んだ咲だったが、母の栄の具合が思わしくなく、塞ぎこんでいる毎日。

思い切って橘家を訪れた仁は恭太郎から、栄が重い脚気を患っている事を聞かされる。何とか診察だけは受けた栄だったが、咲の破談が影響して恭太郎はお勤めの差し止めの身になり、咲は未婚でありながら男のところに駆け込んだと噂になっており、すっかり生きる気力を失ってしまっていた。

Still0006 Still0007 栄の治療の為に脚気治療を見込んだ菓子を考案する仁友堂の面々だったが、それすら拒んでしまう栄。

そんな時に龍馬がある人物を治療して欲しいと京都から仁を訪ねて来る。その人物とは佐久間象山。先進的な考え方で多くの門弟を持つ蘭学者であり蘭方医、そして勝(海舟)の妹、お順の夫でもある。栄の病状が気がかりで京都に行けないという仁を笑顔で送り出す咲。

京都で象山を診た仁は愕然とする。生きているのが不思議なほどの重症であった事も理由の一つだったが、何より驚いたのは象山が首から提げている一見お守りのように見えるものが、現代の包帯の生地と同じだったからだ。

目を覚ました象山は意外な事実を仁に告げる。自分は子供の頃、未来にいった事があるという。その時見た光景に少しでも近づけようと色々な先進的なものを取り入れていったらしいが、それがかえって彼の命を縮める事になってしまった。
自分の行為が歴史を変えてしまうのではないかと迷う仁に、もしお前のやっている事が間違っているなら神は容赦なくお前のやっている事を取り消すだろう。神はそれほど甘くはない。ならば心のままに救え。という言葉を残して息絶える象山。

Still0011_2 焼け野原の京都の町で、薩長の戦いの犠牲になった人々の治療にあたっていた仁は、西郷隆盛の診察をしろと強引に連れ去られる。西郷は虫垂炎にかかり瀕死の状態。残りわずかなペニシリンを使用し西郷の手術を行う仁と山田。幕末の京都はまさに荒れ放題だった。

ペニシリンを使い切ってしまった事で、次々と死んでいく患者たちを見送り、自分の無力さを痛感する仁だったが、江戸への船の中で同行していた龍馬に彼の運命を告げようとして再び頭の激痛に襲われる。意識を失っていた仁は栄が死んでしまった夢を見ており、実際に江戸についてすぐに橘家に急行。
しかし、そこには意外にも元気になった栄の姿が。

それは仁と咲が考案した安道名津と喜市のおかげだった。

安道名津の評判は瞬く間に江戸中に知れ渡り、西洋医学所の松本の口利きで、皇女・和宮に献上を薦められる。またしても歴史上の重要人物に関わる事にためらう仁だったが、仁友堂の危機的な財政状況など、色々考えた末、献上に踏み切ったものの大変な事になってしまう。

なんか長いけど、はしょりすぎてるような・・・・(笑)

Still0003要するに仁の医療はあまりにも突出しすぎていて、周囲からすれば恐ろしいほどのものだったのかもね。またしても嫉妬の犠牲になりつつあるけど、主人公は死なず!(笑)

牢の中でも信頼を得てしまうような予感。(宇梶さんとかいたから・・・。また後になって出てきそうなキャラかな~と思って。あはははは。)

仁は幕末の重要人物にコネが満載だから無罪放免になるはずだと思うけど、仁友堂を出て行った野風がどんな行動を取るのかが、予想できるだけにちょい胸が痛んだり。

まあ、今夜の第3回放送を待ちましょお。

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