スペシャルドラマ☆2009年

DOOR TO DOOR ~僕は脳性まひのトップセールスマン~

Still0079 二宮和也演じる倉沢英雄は脳性まひで肢体にハンデがある。

なかなか就職先が見つからない英雄の為に母の美津江が頼み込んで、浄水器の訪問販売会社に面接してもらえる事になる。

英雄の熱意に負けて仮採用した社長の名和は、わざと売上の難しい地域を英雄に受け持たせるが、英雄は一軒一軒訪ね歩いては、根気良く営業を繰り返した。
障害のある英雄に社内の人間はよそよそしかったが、女性社員のさおりは彼に気さくに対応し、やがて親しくなる。

Still0065 Still0064 そんな時、母親の美津江が脳梗塞で倒れる。
身の回りの世話を美津江にしてもらっていた英雄は食事の支度も、身支度も自分でしなければならなくなった。右手がうまく使えない英雄にとってネクタイを締めるのは至難の業。ところが、いつも仕事周りをしている時に通りがかっているマンションの管理人がネクタイを締めてくれる。思わず涙を流す英雄。

Still0066 Still0067 最初は英雄の話を聞いても貰えない状態が続いていたが、だんだんと人柄を認めてもらえるようになり、セールスお断りだったマンションの管理人の口利きで大口の契約を取れるまでになる。会社では表彰され、セールスマンとしてまさにこれから・・・という時。
名和の経営する会社が倒産。

Still0071 入院中の母に会社が潰れてしまった事をなかなか言い出せない英雄。
ところが、さおりがバイトで勤め始めた通販会社に英雄が拾ってもらえる事になる。名和がかつての部下に頼み込んで英雄を使ってくれるよう頼み込んでくれたのだった。

浄水器もその会社が引き継ぐ事になり、かつてのお客たちと繋がりが断たれなかった事を喜ぶ英雄とさおり。

ところが意外な事から「メディカルメイク」というものに興味を引かれ、やがてそれを訪問販売してみたいと思うようになる。

  

Still0075 実在の方がモデルになってるお話なんですね~。
現在77歳でいらっしゃるとか。

しかし、今の時代・・・特に日本じゃ訪問販売って、どうなんですかね。
わたしなんて何十回来ても絶対ドア開けないもん(笑)

古き良き時代は、こういう人情味があるお客さんたちに支えられて、仕事させてもらえた・・・って事があったのかもしれないけど。

Still0077 Still0076 しかし、父親が幼い頃亡くなり、母親もまた病死。自分は体にハンデがある。
こんな気の毒な話・・・・ちょっと神様も酷いですよね。
実際は自分が年配になるまで母親は生きていたらしいですけど、現在はさおりのようなビジネスパートナーがいらっしゃるみたいで良かったと思います。

脳性まひという難しいキャラクターを演じたニノ。
亡くなった父親の言葉を励みにトップセールスマンに成長した彼でしたが、実はその言葉は母親が自分に贈ってくれたものだった・・・・と、わかる辺りがなかなか見事な演出。
母一人子一人で寄り添うように生きてきた母子が実に健気でした。

対する、さおりが何の屈託もない現代的な女性なのが、かえってイイ感じでした。加藤ローサちゃん、良かったですよ♪

ちょっとしたアイディアと出会いと、そして努力。
これが人生を成功させるエレメントなんですね。Still0083 Still0084

  

 

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警官の血

Still0097 昨夜と今夜の2夜連続でのテレ朝、ドラマスペシャル『警官の血』

昨日の前半は見てないんですよね。銭ゲバ見てたから(笑)

う~ん、面白いドラマだったとは思うんですけど、話がブレちゃってるような気がしましたです。結局のところ、安城家3代に渡る死神だった早瀬が何だったのか、よくわかんなくなっちゃうラストだったような・・・・

祖父と父の無念さを現代風にはらしたような感じの和也でしたが、確かにこれだったら、もう組織は彼を排除する事は不可能でしょうね。。。
結局は自分達のやってきた事にクビを締められちゃったわけですけど、これは安城家のケースで、これと同じようなドラマが警察内部にだって、もっとたくさんあるんでしょう。

真っ直ぐで正義感の強い清二。清二の息子とは思えないガラスのような心の持ち主だった民雄。そして意外にも一番たくましかった和也。
祖父から孫までの壮大なお話だったはずなんですけど、話のテンポがスローだったせいなのか、どこを描きたいのか焦点が絞れてなかったのか、ちょっとした端役のはずが妙に存在感がありすぎるキャラだらけだったせいなのか、とにかくどこが話の中心なのかわかりづらかったですね~。

たぶん原作はいいんだろうなぁ。
でも脚本自体に力強さがあったんだろうか、そこが疑問。

Still0098 Still0099

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コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~☆スペシャル

Still0089_22008年7月期の連続ドラマ「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」のスペシャル版。

トンネル事故の一件で処分を受け謹慎していたフェローたちが復帰してきた。
そして、右手を怪我した黒田は救命を辞め、リハビリに専念する事を決意。皆に別れを告げる事なく病院を去る。しかし、そんな黒田の去り方に納得がいかない緋山。

Still0090 一方、藍沢の祖母の絹江が突然元に戻った。
怪我をした事による一時的な健忘症だったのか、藍沢を見ると「耕作」と名前を呼び、自分が病院に運ばれてきてからの事を詫びた。

そして、妙に苛立っていた緋山は心臓外科の患者の件で、もめてしまう。体中に発疹が出ていた患者の処置について心臓外科のフェローとやり合ってしまったのだ。
Still0091そういう事はまず上の者を通して注意すべき、と田所に注意を受けた緋山は、ますます苛立つ。

そんな時、電車の脱線事故という知らせが入ってくる。

  

9月に最終回を迎えたドラマのスペシャル版だったので、そんなにブランクを感じませんでした~。てか、これ連ドラ終了後わりとすぐに撮影したんじゃないかな?

Still0092 Still0094 トンネル事故に続いて脱線事故(笑)
大事故ばかりね・・・・という突っ込みはおいといて、なんか妙に連ドラ時よりも落ち着いて見られた・・・というか、話があっちこっちに飛ばなくて良かった感じ。
緋山の事故が必要だったのか・・・・という突っ込みもおいといて、今回は藤川がググッと成長しました。
白石は・・・・う~ん・・・・
三井に辛い役目を任されて、必死に頑張ったり辛そうにしていたけど・・・・・なんでかなぁ。伝わってこないんだよね、辛そうな感じとか、成長したのかな・・・とか。
残念なんだけど、上っ面だけって感じが変わってないかな。

Still0106 Still0105 鉄仮面状態の藍沢は、ばあちゃんとの別れでまた一つ成長した感じがよく出てました。無表情な中にも、ばあちゃんに「嬉しかったよ」と言われて、少しハッとしたように顔を上げるところとか、何とも言えず切ない気持ちをよく表現してたと思います。

緋山は電車から落ちて散々だったけど、演じてる戸田恵梨香ちゃんが色んなキャリアを積んできてるだけあって、そういった意味でも成長してる感じが出てました。
藤川役の浅利陽介くんは、連ドラの時から思ってたけど結構上手いよね。ウザイ感じがよく出てるし(爆)
Still0103 Still0104冴島は言う事なし。機敏で聡明な感じがよく出てる。
白石にも少し変化が欲しかったところだけどなぁ~。でも、この白石キャラって、藍沢が他の人に見られたくない場面とかで、じっとその現場を見てて、その後で声かけたりするじゃん。それが嫌なんだよね。わたしだったら絶対声かけたりしねーなぁ。。。とか、自分だったら絶対話しかけて欲しくないな~とか思っちゃう。
まあ、これはそういう脚本なんだから仕方ないけど(笑)

右手が動かなくなってしまった黒田がフェローたちと関わる場面が違和感なく、なかなかイイ感じでした。離婚した元妻との関係も良好なようだし。最後は結局「おまえら最低だ」と言う捨てゼリフを残して救命を去って行ったけど、どこかでスーパーリハビリを受けて元通りに復帰しそうな予感(なに、スーパーリハビリって 爆)

Still0108 今回はとりあえず2時間スペシャルだったけど、なんかまた続きができそうだよね。

  

  

  

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