先日、うたばんにゲストで久保田が出演していましたね。
マイケルの「THIS IS IT」のDVD発売記念のイベントに出席するらしい。 しっかし、25日の深夜から始まって26日の深夜に発売開始って・・・おいおい!ズルイよ! (久保田はいるわ、早く発売されるわ・・・ズルい、ズルすぎる) くっそぉぉぉ、なんで平日にやるんだっ 久保田のコンサートチケットもそろそろプレオーダー始まりますね。 新曲の「Tomorrow Waltz」も発売されますしね~。
そんな感じで、今日は超久々に「Keep On Dancing」のビデオを見てしまいました(笑) ものすごーーーーく綺麗に保存されてますよ、このビデオ(DVDじゃなくてビデオね)
去年から始まった80年代のエンターテイメントの自分的な再ムーブメントというか、きっとご先祖さまか誰かが、昔の自分を取り戻せ、とサインを送ってくれてる気がします。 そんなこんなで大トリは久保田でした。やっぱり久保田ですね。
86年デビューした久保田利伸。 初めて彼の歌を耳にした時、雷に打たれたというか、頭をハンマーで殴られたような衝撃を受けたのをハッキリと覚えています。今思うと、これは一生に一度、たぶん二度とない出会いなのではないかな・・・と思いますね。
日本にまだR&BとかSOULとか全然根付いていない頃。 わたしが黒人の音楽に非常に強烈に惹かれるのは、たぶん母親の影響だと思います。子供の頃から母の持っていたレコードの音を耳にし、母が抱く黒人に対するイメージ・・・そうですね、例えば、彼らのものすごい身体能力であるとか、抜群のスタイルとか、彼らの体の中のリズムというか、あの独特のリズム感というか。そういうものをたびたび聞かされている内に自分にとってもそれがあたりまえになったのか、ただ単に自分の好みだったのか定かではないですが、そういった環境で育ったわたしはBlack Americanの方達が置かれた辛い歴史を知った時にはむしろ驚きと激しい憤りを感じましたね。自分にとって彼らは非常にCoolでかっこいい存在であったからです。
そして久保田利伸は突然現れました。 当時、日本の音楽にほとんど興味のなかったわたしは本当に心底驚きました。 ていうか、信じられなかった、というのがその時の気持ちに一番近い表現かもしれません。一瞬でわたしは彼のとりこになりました。そう、まさにその言葉の通りです。
88年、彼のライブ映像を観たわたしは、当時勤めていた会社を辞める決心をしました。新卒で入社した上場企業を辞めるのには本当に勇気がいりましたが、自分の望んでいるものがそこにはないと、気づいてしまったからです。 彼の存在がわたしの背中を押してくれたのは本当に本当です。
そして92年。彼は日本での成功を捨ててアメリカに渡りました。 あれほどの大成功を収めていながら、彼は自分の本当の目的・・・夢の為に、手に入れた成功を捨てゼロからの出発を選んだのです。これまた衝撃的でした。
2 006年、彼はデビュー20周年を迎え、全国ツアーをスタートさせました。 今その映像を観ると、自分もその時その会場にいたのですが、彼の気持ちを考えるとまた違う感慨深さがありますね。。。 アマゾンズやマザーアースと共にファンキーダックと踊っていたこの会場で、20年経ってもまだライブが開催できている。しかもアメリカから連れて来たキャストやスタッフたちに、この誇らしい状況を見てもらう事ができているわけです。
どんなに嬉しかったか。。。 どれだけ心の中でファンの皆に「ありがとう」と言っていたのか・・・(涙)
この曲はマジデヤバイ!わたしの大好きな曲ですが、なかなかライブでは歌われない曲なのね。
そしてその会場に行っていたわたしは、あの1曲目から、会場中が打ち合わせでもしていたかのようにステージの彼に反応する、あの観客達にいつも感動してしまいます。 20年経っても彼を変わらぬ気持ちで見守る人たちがこんなにいる。何だか久々に懐かしい人たちと会っているような、会場中の人たちとハグしたいような妙な一体感。
こいつら、なんて素敵なの! と本当に思える、素晴らしいGROOVE感。 これは久保田が20年間かけて築き上げてきたものだと思います。
そして今年も行われるツアー。 全体的に日程少なめだけど、絶対にチケット取って行きたいと思います。
あの会場の独特の雰囲気を是非、皆さんにも味わって欲しいなぁ。 音楽のジャンルに捉われていない、かつ国籍にも捉われていない不思議な空間。
彼に出会えた事、この24年彼と共に歩んでこれた事を本当に感謝して、これからもずっと大切にしていきたいと思います。
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