キャプテンハーロック
公開日9月7日に2D、本日9月15日に3Dを鑑賞してきました。
しかし、最寄のワーナーでは既に1日1回の3D上映しかしてないんですよね~。
海外ターゲットの作品だからなのでしょうかぁ~~。
これより先の記事はネタパレばっかりです。これから鑑賞予定という方はご注意ください。
正直CGアニメは苦手で、ほぼ興味がない分野でした。
しかしハーロックとなると・・・・。って事で、まずは2Dを観たのですが、始まって5分で後悔しました。これは3Dで観ないと本来の魅力が半減だな・・・と。
もともと3Dもあまり好きではないのですが、実写のそれに比べると、CGアニメの方が遥かに違和感がなく、むしろ画面の中の遠近感とか距離感が全く違いました。
ストーリー展開とか色々突っ込みどころ満載ではあるのですが、ハーロックの決め決めのツンデレぶりというか、今時珍しい寡黙なキャラに圧倒され、他の事は全部帳消しになっちまった。というのが本当です(笑)
だってさ、あのとんでもない上空からヤマを助けにマント一つで飛び降りてきちゃうんだから。しかも立ち上がりざまにマントをバサァァァァァと、やるわけですよ。眼帯にマスクで、まるでナルトのカカシそのものな感じなんですが、あのアルカディア号から飛び降りる時の、全身を下から映して、あのリアルに首を少し傾げたようなあのアングルが、とんでもなくとんでもなくカッコいいのよおぉぉぉ!(久々の記事にも関わらず、相変わらずマニアックですみません)
正直に言うと、まだ冷静にストーリー云々を語れない状態なのね
あまりのハーロックの美しさに、毎日スマホで動画を見まくっている状態だし。しかし、ちょい残念なのが・・・・声優さんが違うんじゃないかなぁ~って事かな。小栗くんて、わたし好みの演技じゃないし、外見も全然好みじゃないんだけど、どういうわけかかなり応援してる役者さんなのね。だから予想を裏切ってもうちょいマッチしてくれてたら嬉しかったんだけどなぁ。。。。
残念なくらい予想通りだったかなぁ。。。。
まあ、井上さんのイメージが強すぎて誰がやっても難しい役どころだったと思うので、それはそれで挑戦した勇気に拍手。って気持ちなんだけど。
地球をあんなボロボロの死の星にしちゃったのがハーロック張本人だとわかり、さすがに「ええええええ!?」ってのが、自分的な大どんでん返しだったんだけど、それを考えると自由のためにとか未来のためにとかいう大義名分があっても立派な犯罪者だわ、確かに
たとえ人類という種族が絶えたとしても、また新しい命が生まれ、儚く短い時のリレーを永遠に続ける事こそが本当の自由。。。なんと美しく残酷で切ない現実。
昔のヒーローものでは絶対にない話の展開。結局、100%保証される安全や未来なんてどこにもなくて、たとえ大人でも子供でも、どんな著名人でも無名の人でも、長い長い宇宙の営みの中で許される時間を精一杯生きるしかないっていう非常に不安で切ない現実の再確認ができた意外な結末でした。
しかし、ヤマがにーちゃんに顔を撃たれた時から、次世代ハーロックとなるのか・・・って察しがついた方はたくさんいるかと思うけど、あれ結局ハーロックも無事だよね?となると、ヤマが眼帯着けて、この先どうなっちゃうの!?ってのが気になるところだけど。
しっかりトチローも出てきたし、あのクールな雰囲気の中でトリさんも参加できてたし、昔のハーロックファンとしては、全くの別物になってなかったのが嬉しかったかも。
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