オルトロスの犬 最終回
怪我を治そうとした竜崎の手を拒否したのだった。最期に巽の本当の気持ちを聞いた竜崎は彼を治さずにその場を去った。
しかし、巽の臨終間際に意識を取り戻した涼介は、巽から「あいつを救ってくれ」と言われる。鬼の手が神の手を消し去る。それが指名だと。。。
その涼介に、沢村は巽が実の父親である事、巽は竜崎の神の手が、人々を混乱させている事に心を痛め、自分の身を犠牲にして竜崎を殺そうとした。。。と涼介の殺意を煽るような事を吹き込む。
そして竜崎はネット上で、自分が今後この力を使わない事を決めたこと、ただ、その前に希望者全員を治すつもりだと言う事を宣言する。しかしそれは涼介を誘い出す為のものだった。竜崎は涼介が憎しみを抱えたまま彼の前に現れるのを待っているのだ。
沢村の言葉を信じられなかった涼介は育ての両親に会って、自分の出生の秘密について聞く。涼介は母親が彼を連れて入水自殺しようとしているのを蒼井の両親に救われたのだった。蒼井の両親の深い愛情に感謝しながらも混乱が隠し切れない涼介。
ネット上で自分が希望者を治す事に決めた、と宣言した場所、龍谷ダムに旅立つ前に澪に会いに現れる竜崎。これで会うのは最後だから澪の病気を治してやる、という竜崎に、自分はいいから同室の友達を治してやって欲しいと言う澪。驚きながらも、その通りにしようとする竜崎に今度はその子供が別の子を治してやって欲しいと言う。結局、子供達は院内学級の先生の肩こりを治してやって欲しいという結論を出す。
その様子を見ていた榊は、奪い合いばかりする大人たちに反して譲り合いをする子供達の行動に驚きを感じていた。
何とかして竜崎を抹殺しようする沢村、二人を救いたい渚と二宮、そして涼介。様々な人たちが竜崎の待つ龍谷ダムへと向かっていた。
なんだかハラハラな最終回でした~。
涼介が竜崎の気持ちを理解していたなんて、正直驚きました。竜崎の気持ちを理解できるのは涼介だけ・・・ってのは本当だったわけね。
しかし、弟に殺される為に待っていたなんて、なんだか辛い話だよね。それが救われる、ただ一つの道だなんて。
熊切も二宮も榊も最終回に突然改心して良い人になっちゃいましたぁ~
沢村だけ最後まで頑張って悪人やってましたが。
沢村が逮捕されて連行されて行ったのに、撃たれてる二人が置き去りって・・・(爆)まあ突っ込みどころ満載の最終回、いやドラマでしたが、結構楽しめたので良しとします。
それにしてもタッキーの美貌といったら素晴らしいですね(笑)
彼は10代の頃から端正な顔立ちでしたが、お年頃になって、まばゆいばかりの美しさですわ
ダムから竜崎の遺体が揚がらなかった・・・ってのが、まあありがちなラストでありながら、彼が生きていて、ちょっと救われた気持ちです。あのまま死んじゃってたら竜崎があまりにも気の毒だもんね。。。
でも、あの兄弟が別々に生きてるのがちょっと哀しいかな。
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オルトロスの犬 神の章 (朝日文庫 こ 26-1) 著者:小林 雄次(ノベライズ),小林 英造(ノベライズ),ワーナー・ブラザース映画ライターズワークショップ(脚本) |
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