ベンジャミン・バトン 数奇な人生
やっと見に行けました~「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
この半月ほど咳が異常に出てしまい、映画館に行く事ができなかったんですぅぅぅぅぅ
辛かったわぁぁぁ。次々気になる作品が封切りになるってぇのに。
えーと・・・
この作品て、ネタバレ読んでもあまり差し支えないっていうか、ほとんどの人がどんな話なのか知ってると思うし、問題ないような気がするけど一応。
これより先の記事にはかなりのネタバレを含んでいます。てか、最初から最後までたぶんストーリーが全部わかっちゃうと思います。それでも良かったらご覧ください。
*先日のブランチの画像入れてみました。クリックしていただけばブラピのコメントなど見られます。良かったらどうぞ。
ボタン製作会社を営んでいるトーマス・バトンに子供が生まれた。
しかし妻のキャロラインはお産が原因で命を落とし、後に残されたのは老人の体で生まれた息子だった。ショックを受けたトーマスは老人ホームの前に子供を捨てる。
そのホームで老人達の世話をしているクイニーに拾われた赤ん坊はベンジャミンと名づけられ、老人達の中で育つ。
まだまだ幼い子供であるはずのベンジャミンは歩く事もままならない老人の姿。そしてある日、デイジーという少女と出会う。。。。
想像通りの作品でした。なにもかも想像通り。
静かで淡々としていて、ちょっとだけ切ない感じが残るような・・・・。
フィンチャー監督が言ってた通り、若く美しいベンジャミンが見られるのほんのわずかな時間。ほとんどが老人の姿。でもその老人の姿の頃がベンジャミンの青春時代なんだよね。
船乗り時代に知り合ったエリザベス・アボットとは老人の姿のままでも恋に落ちたり、船員として各国を転々としたり色々な経験をしたり、それなりに理解を示してくれる人たちとの出会いが多かったり。
幼い頃知り合ったデイジーとは生涯を通して、かなり長い間コミュニケーションを取っていたわけだけど、意外にもこのデイジーが一番お互いの外見を気にしていたような気がする。ずっと老人の姿であるベンジャミンに惹かれながらも、冷たい態度ばかり取ってしまうデイジー。
彼女が交通事故に遭い、パリに彼女を見舞った時のベンジャミンの姿にはデイジーだけでなく、観客の人たちもドキッとしたのでは?
この老人から若返っていくという演出は、ブラピの美しさをより一層際立たせて見せる効果があるらしく、見慣れているはずの彼の姿がまぶしいほど美しかったですわ(笑)
彼がその外見に惑わされる事なく、幸せな時を送れたのは本当に短い年月。若く美しくても実際は中年期。デイジーとの間に子供ができるものの、若返っていく自分自身に不安を抱えているベンジャミンは素直に喜べない。
で、結局父親から受け継いだかなりの財産をデイジーと娘に残したままどこかへ姿を消してしまう。一緒に年を取っていける父親が娘には必要だ・・・と言ってたけど、もし本当にベンジャミンみたいな人がいるとしたら、デイジーが言ってたように何とかなるんじゃないかしら。。。いくら外見は若返っても中身は年を取ってるわけだし、ちゃんと話せば周囲だって理解を示すよ、今の時代なら・・・・(と、妙に現実的に考えてみたりする 笑)
かなり長い上映時間でしたが、一瞬たりとも退屈だと感じたシーンはなかったし、実際あっという間の時間でした。人生の輝く時は一瞬にすぎない。監督やブラピの言葉通り、そう感じました。
この作品は鑑賞するっていうより、なんだか何かを「体験した」という感じ。繊細で穏やかで静かな上質の作品です。
作品の感想はこのへんで。
この映画を見てからふと思ったのですが、わたしが今まで観たものの中で心に残っている作品の中に「アポロ13」「セブン・イヤーズ・イン・チベット」「ジョー・ブラックをよろしく」があります。
わたしにとって、これは好きとか嫌いは別として何だかわからないけど妙に忘れられない・・・という感じの作品なんですが、この内の二つがブラピの作品。
彼がリバー・ランズ・スルー・イットで一躍スターダムにのし上がった時、はじめて観た映像で、てっきりロバート・レッドフォードの息子だと思ってました(笑)
そう思った人いません?
だって彼ってば、若い頃のボブにソックリじゃありませんでした?
(確かにボブの再来と言われてましたけどね・・・
)
そのあまりの美しさにかなりドキドキしたんですけど、結局作品自体は観てません。だって彼、死んじゃう役でしょ?
もうね、ダメなんですよ、死にキャラは特に(笑)
切ないとか辛いとか悲しいお話って実はかなり苦手。泣ける映画を観たいなんて思った事もナシ。だから感動の超大作とか聞くと大抵行きません。
(クライムサスペンスとかホラーは平気なんだけどね 笑)
昔から気楽に見られる娯楽大作が好きなんですよね。
切ないとか辛いなんて、映画でわざわざ観なくても十分わかるから、お金払ってまで観たくないってのが正直な気持ち。うっかり観ちゃうとトラウマになっちゃうんですよね。
今回のベンジャミン・バトンは「ジョー・ブラック~」に、かなり似てたような気がします。それ自体も自分でDVDとか借りたわけじゃなくて、スカパーでやってたから不可抗力で観ちゃったんですけど(笑)
でも、劇場で観なかったのを心から後悔しましたね~。
あのラストシーンを大画面で観たかったぁ(花火&橋のシーン)
死神であるジョーに、死期の近い老人が「いい写真は撮れたかい?」と聞くシーンがとても印象的でした。いい写真いっぱい持ったら、もうあの世へ旅立たなきゃ・・・という言葉を今でもたまに思い出します。
ベンジャミンは確かに人とは違う辛い事の多い人生を送ったけれど、誰よりもたくさんの「いい写真」を撮れたのかもね。
綺麗と美しいはちょっと違う・・・と以前から思っていたけど、あまりに美しい人ってのは見ている者を切なくさせますよね。もちろん端正な風貌である事も条件の一つだけど、何より寂しい笑顔を見せる人に、そういうものを感じます。
(しかしインタビュー・ウィズ・ヴァンパイアの白塗り姿はどうしてあんなに美しくなかったのだろう・・・・←こらこらこらっ)
でもここ数年、アンジーと共にたくさんの子供に囲まれて屈託なく笑う彼を見ていると、何だかヘンな言い方だけど妙に安心するというか、どうかこのままずっと家族と共に幸せでいて欲しい・・・と願ったりしている自分がいたりします(笑)
| 固定リンク
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: ベンジャミン・バトン 数奇な人生:
» 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 [Sweet*Days**]
監督:デヴィッド・フィンチャー
CAST:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン 他
ある盲目の時計職... [続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 10時58分
» 映画感想『ベンジャミン・バトン数奇な人生』 人生の孤独 [レベル999のマニアな講義]
内容ハリケーンが迫るアメリカ大陸。ある病院にて、余命幾ばくもない老女・デイジー(ケイト・ブランシェット)は、娘のキャロライン(ジュリア・オーモンド)を呼び寄せる。そして、大切にとってあった、一冊の分厚い“日記”を読んでくれるよう頼み込むのだった。その書...... [続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 11時33分
» 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 [俺の明日はどっちだ]
1920年代に書かれたF・スコット・フィッツジェラルドの短編小説を基に、80歳で生まれ、徐々に若返っていく男の人生という時間を縦軸に、そんな彼が与え、与えられる愛を横軸として展開するヒューマン・ファンタジー作。
冒頭の時計職人のエピソードに象徴されるがごとく、過ぎ行く時に対して抗うことはどれだけ想いがあっても叶うことはないのだろう。
そしてディジーが交通事故にあったときの、「もしもあの時 … だったら」という偶然の積み重ねもまた、現実という名の下に受け入れるしか術がないのだろう。
ただそうした喜... [続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 11時39分
» ベンジャミン・バトン-数奇な人生-/TheCURIOUS CASEofBENJAMIN BUTTON [我想一個人映画美的女人blog]
『セブン』『ファイトクラブ』に続き、デヴィッド・フィンチャー監督×ブラッド・ピットのコンビ 3作目は
今年ももうすぐ発表になるアカデミー賞で 最多13部門ノミネート{/atten/}
作品賞/監督賞/主演男優賞/助演女優賞/脚色賞/
撮影賞/編集賞/美術賞/衣装デザイン賞/メイクアップ賞/視覚効果賞/録音賞/作曲賞
老人として生まれ、歳をとるごとに若返ってくという不思議な運命に生きた男の話
ということでそれだけで興味深くて今月公開で1番楽しみにしてた作品♪
この映画、とにかくCG効果が... [続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 12時03分
» ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [ネタバレ映画館]
デイジーにヒナギクの花束を・・・
[続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 12時13分
» 劇場鑑賞「ベンジャミン・バトン数奇な人生」 [日々“是”精進!]
「ベンジャミン・バトン数奇な人生」を鑑賞してきました「セブン」「ファイト・クラブ」に続いて3度目のコンビを組んだデヴィッド・フィンチャー監督、ブラッド・ピット主演で贈る感動ヒューマン・ファンタジー。『グレート・ギャツビー』で知られる小説家F・スコット・...... [続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 12時13分
» ベンジャミン・バトン 数奇な人生(映画館) [ひるめし。]
人生は素晴らしい。 [続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 13時14分
» [映画『ベンジャミン・バトン』を観た^^;] [『甘噛み^^ 天才バカ板!』]
☆非常に面白かった^^v
観ている3時間、思ったより劇的な展開は抑えられていたのだが、味わい深い展開が、私の目を逸らさせなかった。
この作品は、ブラッド・ピット演じるベンジャミンが、末期の老人の身体で生まれ、そこから年を経るに従って、(これは当然だが)彼を取り巻く世界は通常に流れていく中で、ベンジャミン自身だけが身体の成長の逆行現象を起こし、若返っていく、というところが物語の特別な前提となっている。
故に、「数奇な人生」という副題がついている。
しかし、観終えてわかるのが、ベンジャミ... [続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 14時23分
» 映画 【ベンジャミン・バトン 数奇な人生】 [ミチの雑記帳]
映画館にて「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説をデヴィッド・フィンチャー監督が映画化。
おはなし:1918年、ニューオーリンズ。老人施設で働く黒人女性のクィニーは捨てられた赤ん坊を拾う。その赤ん坊は生まれながらにして80歳のようだったら、クィニーに愛情を注がれて成長していった。
ワーナー・ブラザーズとパラマウントのロゴがボタンだらけ〜と思ったら、バトン=BUTTONだったんですね。
老人として生まれた子供がだんだん若返り、死ぬ時は赤ん坊。こんな... [続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 14時52分
» 介護認定と公的老人ホーム [千葉の有料老人ホーム]
老人保健施設(老人ホーム)には、公的な資金によるものと、個人の資金によるものがあ... [続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 15時43分
» ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [ぁの、アレ!床屋のぐるぐる回ってるヤツ!]
アンチ エイジングすぎ(違)
[続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 16時28分
» 『ベンジャミン・バトン 数奇な運命』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「ベンジャミン・バトン 数奇な運命」□監督 デヴィッド・フィンチャー □脚本 エリック・ロス □原作 F・スコット・フィッツジェラルド□キャスト ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン、タラジ・P・ヘンソン、イライアス・コティーズ、ジェイソン・フレミング、ジュリア・オーモンド、エル・ファニング、ジャレッド・ハリス■鑑賞日 2月14日(土)■劇場 109CINEMAS川崎■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は... [続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 17時14分
» 映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(2008年、米) [富久亭日乗]
★★★★★ 80歳の老人の姿で生まれ、年をとるにつれ若返っていく男と バレリーナの愛の物語。 『The Great Gatsby 』のFrancis Scott Key Fitzgeraldが 書いた短編小説(1922年)をEric Rothが脚色。 第81回アカデミー賞で作品賞など13部門にノミネート。 原題は「The Curious Case of Benjamin Button」。 1918年、New Orleans。 生まれたばかりの男の子が養老院の前に捨てられた。 赤ん... [続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 17時53分
» ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [Diarydiary!]
《ベンキャミン・バトン 数奇な人生》 2008年 アメリカ映画 - 原題 - T [続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 18時33分
» ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [そーれりぽーと]
ブラッド・ピッドがどんどん若返って『リバー・ランズ・スルー・イット』の頃よりも美しくなる(謎)と噂の『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を観てきました。
★★★★
この映画を観ていた中でひとつはっきりと思ったのは、老いって怖えー!ってことかな。
本来の主題はそれもこれも受け入れなさいって事なはずなんだけど、老いについて深く考えた事も無かったのにそんな事言われると逆に意識してしまいます。
老人の姿で生まれた少年と普通の女の子が、一方は若返り、一方は普通に成長し、すれ違いながら紡いでいく二人の人生を... [続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 18時54分
» チェ★28歳の革命レビューその1 [銅版画制作の日々]
原題:CHE PARTIE 1
またもや、鑑賞中爆睡となってしまった「チェ★28歳の革命」・・・・・・(-_-;)何とほとんど寝てしまいました(汗)
結局リベンジしてまた鑑賞することになりました。非常に重たい作品でした。だから、もうこの映画に関しては歴史のお勉強だと思い、頑張って観ることを目標にしましたよ。そしてこの作品で、チェ・ゲバラという凄い革命家の存在を知ることになりました。
監督はあのステーヴン・ソダーバーグ。最新作では、「アイム・ノット・ゼア」(07)、「フィクサー」(07)など。... [続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 22時36分
» ベンジャミン・バトン★数奇な人生 [銅版画制作の日々]
原題:The Curious Case of Benjamin Button
80歳で生まれ、若返っていく男の物語
公開前から予告での宣伝もじゃんじゃん流されていたので、観ないわけにはいかないなあと思っていました。2月9日夕方、鑑賞してきました。ところが長い!3時間まではいかなかったが。後で調べたら167分=2時間47分・・・・・・。いやあここまで長いとやはり疲れますね。
F・スコット・フィッツジェラルドの短編小説をもとに、デヴィッド・フィンチャーが映画化。なお、フィンチャーと主演のブラッド... [続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 22時38分
» 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』2009・2・11に観ました [映画と秋葉原と日記]
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』
公式HPはこちら
←クリック
●あらすじ(序盤)
1918年、第一次世界大戦の戦勝気分に沸くニューオーリンズ。ある一組の白人カップルの間に男の子が産まれるが。その赤ん坊は80歳の老人と見まがうほど奇異な容貌をし... [続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 23時24分
» ベンジャミン・バトン/数奇な人生 [描きたいアレコレ・やや甘口]
どうも。周回遅れのupです。いつもながら、私はアップアップです(汗)
私のブログ年齢7才というのは、あながちウソではない(苦笑)
以前... [続きを読む]
受信: 2009年2月22日 (日) 23時26分
» ★「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」 [★☆ひらりん的映画ブログ☆★]
今週の週末ナイトショウは・・・
ミュージカル好きなひらりんとしては
「ハイスクールミュージカル・ザ・ムービー」も観たかったけど、
やはり「ケイト・ブランシェット特集」継続中なので本作を鑑賞。
この特集は「エリザベス」「あるスキャンダルの覚え書き」「アイム・ノット・ゼア」に続く第4弾ね。
でもでも注目はなんてったって主演のプラピ。... [続きを読む]
受信: 2009年2月23日 (月) 00時59分
» 人生は偶然の積み重ね。『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 [水曜日のシネマ日記]
80代の肉体で生まれ、徐々に若返っていく一人の男性の数奇な運命を描いた作品です。 [続きを読む]
受信: 2009年2月23日 (月) 14時15分
» ブラッド・ピッドだから… [美容師は見た…]
観たようなものですが(^_^;)体調不良だったため、予定よりも一週遅れの鑑賞です。ウズウズ めちゃ観たかった~。 やっぱり観て良かった~。 本当に数奇な人生でした。 『ベンジャミン・バトン』老人に生まれて若返って行くなんて、どんなストーリーなの?そんな世... [続きを読む]
受信: 2009年2月23日 (月) 14時48分
» 【ベンジャミン・バトン 数奇な人生】人生には色々な事が起こる [映画@見取り八段]
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
〜THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON〜
監督: デヴィッド・フィンチャー
出演: ブラッド・ピット、ケイト・ブラ... [続きを読む]
受信: 2009年2月24日 (火) 18時59分
» 【ベンジャミン・バトン 数奇な人生】逆回転時計を生きる人生 [見取り八段・実0段]
上映時間3時間は、全然長くなかった。数奇な運命に生まれた人の一生を、ただ淡々と語る映画。その静かな情景にただ浸る。たくさんの死に遭いながら、その情景は限りなく優しい。そんな、この映画が好き。思いがけず、若いブラピに出会うことができる映画の詳しい感想の続...... [続きを読む]
受信: 2009年2月24日 (火) 19時00分
» 【ベンジャミン・バトン 数奇な人生】逆回転時計を生きる人生 [見取り八段・実0段]
上映時間3時間は、全然長くなかった。数奇な運命に生まれた人の一生を、ただ淡々と語る映画。その静かな情景にただ浸る。たくさんの死に遭いながら、その情景は限りなく優しい。そんな、この映画が好き。思いがけず、若いブラピに出会うことができる映画の詳しい感想の続...... [続きを読む]
受信: 2009年2月24日 (火) 19時02分
» ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [★YUKAの気ままな有閑日記★]
第81回アカデミー賞に13部門ノミネートされた話題作【story】80代の男性として誕生し、そこから徐々に若返っていく運命のもとに生まれたベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)。誰とも違う数奇な人生を歩まなくてはならない彼は、愛する人との出会いと別れを経験し、人生の喜びや死の悲しみを知りながら時を刻んでいくが― 監督 : デヴィッド・フィンチャー 『セブン』『ファイト・クラブ』『ゾディアック』 脚本 : エリック・ロス 『フォレスト・ガンプ/一期一会』『グッド・シェパード』 ... [続きを読む]
受信: 2009年2月25日 (水) 11時29分
» 「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」観てきました♪ [りんたろうの☆きときと日記☆]
☆「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン、ジェイソン・フレミング、イライアス・コティーズ、ジュリア・オーモンド、エル・ファニング デイジー、タラジ・P・ヘンソン、フォーン・A・チェンバーズ、ジョーアンナ・セイラー、マハーシャラルハズバズ・アリ、ジャレッド・ハリス、デヴィッド・ジェンセン、テッド・マンソン、トム・エヴェレット
1918年、ニューオーリンズ。
第一次世界大戦も終わりお祭りムードに包... [続きを読む]
受信: 2009年3月13日 (金) 00時52分
» 『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』'08・米 [虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ]
あらすじ80代の男性として誕生し、そこから徐々に若返っていく運命のもとに生まれた男ベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)は、愛する人との出会いと別れを経験していくが・・・。感想映画の日に、久しぶりに劇場鑑賞。『セブン』、『ファイト・クラブ』のデヴィッ...... [続きを読む]
受信: 2009年3月13日 (金) 06時58分
コメント
こんにちは!
>鑑賞するっていうより、なんだか何かを「体験した」という感じ
私も、あり得ない時間の逆行をベンジャミンの一生を通して追体験した感じ。
輝ける時をあたりまえと思わずに、掴み損なわないようにしなくちゃですね(^^)
投稿: たいむ | 2009年2月22日 (日) 16時58分
たいむさん
人間にとって普通に年を取るという、
あたりまえの事ができなかったベンジャミン。
青年期と晩年は辛かったろうな。。。。
自分にとって今の時期を大事にしなきゃいけないな・・と
思いましたデス。
投稿: せるふぉん | 2009年2月23日 (月) 02時02分
ああ~。。。ゴメンなさい~。。。
FC2からトラバが飛んでないと思って楽天から飛ばしたら
ダブルになったみたい~
申し訳ないす(。。;)
どんな人生でも出会いが大切だな、と思ったわ。
ベンジャミンは何だかんだ言ってもいっぱい良い出会いをして
良い人生を送った人だ、と思うわ。
女性運が特に良いよね^^
ブラピはオスカー逃しちゃったけど、とても良かった♪
昨年は邦画ばかり見てたから、やっぱり洋画は良いわ~。
と思ったよ^^
明日は奥さん主演の「チェンジリング」に行ってきます~。
投稿: くう | 2009年2月24日 (火) 19時08分
くうさん
ベンジャミンの穏やかさ、自分の運命を受け入れる強さには
胸が苦しくなりますが、やはり自分の居場所がなくて
放浪していた晩年(外見の少年期)の事を考えると
やはり気の毒。。。
デイジーの回想シーンは比較的良い思い出が多く
二人が一緒にいられたのがほんの数年だった事を思うと
やはり胸が痛みます。。。
これはやはり邦画はかなわない分野の作品だよね。
チェンジリング・・・
ひゃ~!もう絶対見れないわ。見たらトラウマになっちゃう(笑)
投稿: せるふぉん | 2009年2月25日 (水) 00時41分
こんにちは~♪
家族に不幸がありまして、お返事が遅れてしまいました。申し訳ありません!
ところで、私も悲しい、辛い映画は好きではありません。
苦手な映画の3大要素ってのがあって、戦争物、無実の罪物、悲劇物なんですよ(笑)うっかり観ちゃうとトラウマになります(笑)
コチラの映画は、全編に切なさが漂っていましたが、温かさも感じられる映画でしたね。
冒頭から胸が締め付けられるほどジーンとしていましたが、最後には「もしかして、、、ベンジャミンはスゴク愛してくれるデイジーがいて幸せだったかも」と思えました。
そして、ブラピはやっぱり綺麗ですよね~若くなったときにドキドキしました!!
投稿: 由香 | 2009年2月25日 (水) 11時43分
由香さん
そうですか、お身内に不幸が。。。
そんな時にわざわざ書き込みありがとうございました。
お悔やみ申し上げます。
>苦手な映画の3大要素ってのがあって、戦争物、無実の罪物、悲劇物なんですよ
わたしも全く同じです(笑)
ほんとに見ちゃったりすると、1ヶ月くらい余裕で引きずりまくります。創作物として普通に受け止められる人がスゴイなぁ~と思えます。
この作品は静かに淡々と進んだのでラストまでずっと穏やかな気持ちで見ていられました。
もっとドラマティックな展開があったら、辛くて見ていられなくなったと思います。あの静かな構成のおかげで最期まできちんとベンジャミンの一生を見届ける事ができました。
色んな意味で計算されつくした素晴らしい作品だったと思います。
ほんとに、ブラピありえないほど綺麗でした。
投稿: せるふぉん | 2009年2月26日 (木) 07時40分