11月7日より公開の「Xファイル真実を求めて」
初日の昨日、早速観てきました!
しかし、昨日は笑っちゃうくらい困難続き。
というのは、実はわたくし会社にウソをついて早退し、映画館に突っ走りました(爆)
数日前から根回ししておいて今日4時に早退する事になっていたのですが、ななななななんと、この大事な日に本社の次長の大チョンボで300万円の請求明細を訂正して再度、客先に送付という、ありえない事態になってしまいました。
そのとき既に12時。
ええ、やりましたよ。ありえないスピードで(爆)
そして15時。驚異的なスピードで発送準備まで終えたわたしに、その客先の部長から電話が・・・!これまたありえない・・・40分もの長電話
その方、電話魔で有名なんです。。。orz
16時近くで電話を切り、全てを投げ出したまま映画館に走りました(あははははは、もう仕事なんて知ったことかい!)
・・・・という事で、文字通り必死で鑑賞にこぎつけた今作。
ではでは、いよいよ感想にいっちゃいますよ~。
ここから先の記事には、ものすごくかなりのネタバレを含んでいます。これから鑑賞予定のある方、禁ネタバレをかたくなに守っている方、くれぐれもご注意ください
あのラストシーンから数年後。。。
医師として病院に勤務しているスカリーのもとにFBI捜査官が現れる。
あるFBI捜査官が失踪しており、その捜査にモルダーの力が必要だと言う。
今の自分は彼の同僚ではない、と依頼を断るものの、帰宅後モルダーにその話を受けるよう説得モードのスカリー。
軍人に化けたエイリアンを殺して以来、殺人犯の汚名を着せられ潜伏生活を続けているモルダーは自分をあぶりだす為のワナだ、と取り合わない。
しかしサマンサの写真を見て考え直したモルダーは、透視能力を持っているといわれるジョー神父と引き合わされる。
いつものごとくジョーの能力をあっさりと信じてしまうモルダーに不安を募らせるスカリー。カトリック教徒でもある彼女は、少年相手に性犯罪を起こした事があるジョーを許せない。しかしそんなスカリーにジョーは突然「あきらめるな」と声をかける。
TVシリーズを知らない人には、ちょっとわかりづらい事が多かったかも。
制作陣が言っていた「この映画はファンの為に作った」という言葉そのままな感じ。
今作は20世紀FOXはじめ制作陣&キャストがファンたちの声に応えて制作に踏み切ってくれたもの。わたしはそれだけで、ただただ「ありがとうございました」と言いたい気持ちでいっぱいです・・・・。
それだけにディープ&コアなファンにはツボなネタがいっぱい。
モルダーの部屋の天井にはもちろんアレが・・・(笑)
そしてラスト近くにアノ人も・・・。
Trailerに映ってたという噂だったクラチは出ませんでした。(やっぱ死んだのか・・・)
このストーリーを「Xファイルではない」という人の意見を多数見かけました。
でも、これがそもそもXファイルの原点なんですよね。
もともとは、実際にあったといわれる現象を元に制作されたフィクションだったわけですが、だんだんとメインになってしまったミソロジー系のお話=Xファイルという世間のイメージが強くなってしまった為、こういった元祖一話完結型のストーリーに難色を示される方が多いのだと思います。
以前から言われてたいたモルダーとスカリーの複雑な関係を描いている・・・というのも当たってました。ハッキリ言ってこの辺を重視しない人にとっては微妙な内容かも。
最終話で二人の関係がただの同僚でない事はハッキリしてたわけですけど、こうスパッと出ちゃうと驚きと共に「まあ当然だよな~」って感じですか。
シリーズお得意の宗教を絡めた(スカリーがカトリック教徒なので)サイキックキャラが登場でしたが、スピーディーな展開で特にファンではない、という人にも楽しめる内容にはなっていると思います。
低予算とか、この次を作れる保障がないとか、色々な制約がある中で制作された今回の映画なので、わたしは限られた条件の中で精一杯作られたものである・・・と思いました。
しかし特にXファイルに対して思い入れのない人から観ると、どうなんだろう~^^;
あまりにもハラハラドキドキ(ストーリーに対してとは別に)まるで我が子の発表会を見守っているような、身内がステージに上がって何かを演じているのを観ているような、この作品を客観的に思いっきり観れない状況だったので、正直全体的な感想をまとめるのも難しい・・・(笑)
ただ一つだけ言えるのは、モルダーとスカリーが登場した瞬間に、それが彼らであると実感できた事です。
まるでこの作品の前にも何かエピソードがあったような、そしてこの後も何かが続いていくような、長年のTVショーで培われた「Xファイル」というものが、単にストーリー展開の中だけではなく確かに存在している、と感じる事ができました。
ラストでモルダーがスカリーに言った言葉。。。
あれはどういう意味だったのかな・・・?と、今ずっと考えているところです。
もう以前のように暗闇を何かを求めて探し続けるの嫌・・・という彼女に、じゃあ一緒に逃げようと優しく言うモルダー。最後の最後に出てくるワンシーンは彼らの逃避行を現しているのか、それとも陽の当たる場所に戻ってくるという事なのか・・・・。
年を重ねていく彼らをこれからも観る事ができたら幸せです。
2012年の件も気になるしね・・・・・(笑)
過去のXファイル関連の記事も是非どうぞ★
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