Tomorrow~陽はまたのぼる~☆最終回
しかし、航平と愛子はもう1度、市民病院再建の為に尽力したい、と動き始める。署名を集めようと走り回る愛子だったが、既にリゾート施設での仕事を打診されている市民たちの反応は鈍い。
ある晩、リゾート開発に向けたイベントで事故が起きてしまう。
そこに居合わせた愛子も怪我を負うが、無理をして重傷者たちの処置にあたる。そんな時、副市長の娘の唯が意識不明で発見される。
隣町の病院まで搬送していたら、間に合わない。
航平の指示で閉鎖された市民病院に唯を搬送する愛子。
唯の状態はとりあえず落ち着いたものの、けが人が次々と運ばれてくる。病院には航平しかおらず、重傷者から順番に看ていくしかなかった。
ところが、無理をして患者の処置にあたっていた愛子が倒れた。
状況は深刻で、内蔵損傷している可能性さえある。
そんな時、唯の状態も急変。
怪我人はどんどん増えるばかりで、万事休すの航平の前に現れたのは遠藤だった。唯の緊急オペは遠藤が、愛子のオペは航平が担当することになる。
しかし、愛子の状態は深刻だった。一度はVF(心室細動)状態に陥るものの、一命は取り留めたが意識が戻らない。
航平たちをねぎらいながらも、勝手に閉鎖した病院を使った事を非難する松永。リゾート開発した方が儲かる・・・という松永に怒りを爆発させる航平。
ところが、そこで市民病院閉鎖を強行に進めた蓮見が突然。。。。
なんかあっけない最終回でしたね~。
もうちょっと拡大版でも良かったんじゃないかねー。
結局、オープン病院として生き残った市民病院。要するに地元の医師会で運営する病院と同じようなスタイルになったわけね。
蓮見の言ったように、全て振り出しに戻ったわけですが、1年後に病院が存在しているからといって、まだまだ安心できる状態ではないわけですよね。
愛子が倒れて、唯が危篤状態。怪我人たちは自分達を看てくれ、と押し寄せる。これが地方医療の現状を訴えているところかもね。
少人数の医師にたくさんの患者がのしかかってるわけだし。
なかなか良いドラマだったんですけど、なんだかもったいないな~という感想が残ります。8年前、医者を辞めた航平が再び医者としてやっていく気持ちになった辺りはすごく良かったのになぁ~。その後は航平がストーリーのメインから外れてしまって、ちょっと群像劇っぽくなっちゃったのが残念だったかも。
医療ミスの話とその後の話がうまく絡まなかった・・・・というか、航平が医者として再起した話と医療ミスの話と病院再建が何だかバラバラな感じ。
航平の愚直なまでのひたむきなキャラを全面に押し出した方が良かったような気がしますけど。。。。だって結局、航平の存在感がこのドラマの肝だったと思うし。
でも、これだけの役者が揃ってて、それってある意味もったいないですよね。
「戻ってこい!」と叫んでいる航平には本当にグッときてしまいましたけど、やっぱりもったいないドラマだったな~・・・・と、どうしても思ってしまいます。
でも久々に竹野内豊らしい役を見させてもらったな・・・って気もしますけど。
彼の癒し力にはまいりました、はい。(脱帽)
第2回で流れたエンディングって、あれ一度きりしか使われませんでしたね。
すごく良いエンディングなのに、もったいない~。
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ひかり アーティスト:星村麻衣 |
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コメント
竹野内さまのカッコ良さに誤魔化されつつも

確かに「ん?」と思う事が多々ありましたわー
【ヤスケン】のようなコメディ作品なら、不自然な設定も
ありえない展開も全て楽しめるけど(笑)
これは題材としては目の付け所は良かったのに、
何だか話の流れに上手く乗れないのが勿体無かったですよねー。
愛子の役割も、病院や患者さんを思う気持ちは立派だけど
正直ちょっとウザかったデス
投稿: まこ | 2008年9月 8日 (月) 00時02分
まこさん
ほんとにカッコ良かったですね~、竹野内豊。
彼のオーラっていうか、あの癒し系の雰囲気を
はじめて認知したのが「瑠璃の島」だったんですよ~。
もちろんWITH LOVEとか好きだったんだけど
彼がこんなに演技派で癒し系とは思わなんだ・・・(未熟者)
彼の素敵さを再認識しただけで、もうこのドラマは
わたしにとっては価値がありましたけど(お・・おいおい)
ストーリー的にホントに惜しいところが満載。
最初から心配してた事だったけど
やっぱり愛子はウザかったね・・・(苦笑)
日曜劇場の女性キャラはダメだね、もう。。。
投稿: せるふぉん | 2008年9月 8日 (月) 00時11分
話の内容的にはウン?と思う事も多々なのですが、ただただ竹野内見たさでドラマを見続ける身としては、彼の笑顔と、素敵な声に癒されました。
それだけで文句言いませんーー
文句言っていると、そのうち彼・制作サイドに回ります。とか言いそうなんだもん!それは困るな。だって裏方はもったいないよ。とドラマの内容と関係ないことを考えてしまいます^^
この後、森山先生は、愛子と、私生活でも夜明けを見るのでしょうか?それが心配ですね><
投稿: マママゴ | 2008年9月 8日 (月) 00時16分
マママゴさん
竹野内豊、あまりに素敵ですね。
彼を癒し系のオーラが包んでるような、なんとも言えない癒し力を持った人ですね。。。
どんな人なのか、俳優としてより人間として興味があります。
森山と愛子、ヘンに恋愛に走らなかったのが救いでしたね。
それやっちゃったら、もっとおかしな事になってしまってたし。
まあ、素敵なラストだったから、いっか(笑)
投稿: せるふぉん | 2008年9月 8日 (月) 00時22分