椿 三十郎
こうきたか、織田裕二・・・・・・・。
エンドロールを見ながら、そう思いました。
彼を演技派だとか素晴らしい役者だとか決して思ってるわけではありません(お・・・おいおい^^;)が、昔からどういうわけか観たくなってしまう俳優さんなんですよね。
彼の着眼点というか、いつも新しいところに挑戦する貪欲さとか、結構自意識過剰なところとか(失礼)嫌いじゃないんですよね。どうにも気になってしまう(笑)
あ、そうそういつもの注意事項を書いちゃいますね。
ここから先はネタバレを含んでいます。これから観賞予定のある方はたぶん読まない方がいいでしょう。
*画像は小さいですが、解説が入ったりしているのでクリックしてみてください。
最初から気になっていたのが、まず主演が織田裕二だということ。あまりにイメージが強いというか、彼自身のキャラが濃すぎるという事と、彼が時代劇に挑戦したというのを今まで聞いた覚えがなく、たぶんこれが初挑戦であるという事。(厳密に言うと以前に出演した事があるらしいが、殺陣については初挑戦だったらしい)初挑戦で椿三十郎!?これまた、ものすごい濃い・・・・なんてもんじゃない。世界のクロサワ&三船コンビの代表作である一本をリメイクするという事。
とりあえず前売りを買い(なにげにやる気マンマン/笑)公開初日の今日、早速行ってきました☆
わたしはクロサワ作品の方の椿三十郎はかなり以前に(子供の頃?)見た覚えはありますが、ところどころしか印象に残っていません。ですから今回の作品はわりと何の先入観も持たずに観ることができました。
唐突に話の本題に入り、問題が解決したら去って終わり(笑)
何ともわかりやすく、無駄な場面がない。冒頭のシーンはもう少し何かあっても良いんじゃないかな、とも思いましたが昔の脚本通りという事なので、まあそれもありなのかな・・・・と思いつつ、三十郎が若侍たちに肩入れするまでの展開があっけなく、何でこれでそこまで味方しちゃうの・・・・・・と引っ掛かった部分でもありました。
結局、ダメダメな若侍9人衆を従えて、剣の腕だけではなく頭の回転の良さも見せる三十郎。あれだけ助けてもらっても三十郎を信じられず、捕らえられて大脱出劇を展開する事になってしまったり、あまりのダメダメぶりに微笑ましいというより、思わず苦笑してしまいました。
ここで有名な21人斬りなるものが展開されるわけですが、織田裕二の殺陣の見事さに驚きました。いくら格好良くても殺陣が台無しな俳優さんて多いからなぁ~ってのが一番の心配だったのですが、あまりの予想外の殺陣にビックリしてしまいました。
速いんですよね、リアルだし。
こんなの、ちっとも良くないよ。って人もたぶんいるのでしょうが、わたしは見事だと思いましたね~。綺麗じゃないけど、人が実際に斬り合ったらこれに近いんじゃないかな・・・・と思わせる立ち回りです。
この立ち回りはもう一度観てみたいかなぁ~。
城代家老の妻(中村玉緒)に指摘された刀の抜き身のようなギラギラした雰囲気ってのも織田裕二にあってたと思いますよ。現代劇のイメージが強いから良くなかった、という意見もあるようですが、こういうギラギラ感て、今の俳優さんてなかなかないんじゃないかなぁ。
あの古臭いセリフ回しと彼の不器用な感じが、結構マッチしてるんですけどね~(それこそマニアな視点なので一般的な意見じゃないですけど ^^;)
松山ケンイチや佐々木蔵之助も予想に反して(笑)良かったですね~。
敵方の侍である佐々木演じる「押入れ侍」こと木村がだんだんと9人衆と三十郎に肩入れしてしまうのが面白かったです。
良かったような失敗なような、ある意味予想通りだったのがトヨエツ(笑)
彼の機械的な声とか中性的な風貌が時代劇にマッチするのか、ちょっと疑問だったんですが見終わった今でもその疑問は解決されず(爆)
中村玉緒は・・・・・。(以下省略)
昔の作品と比べれば不満のある人は多いのでしょうが、いつの時代もそういう違和感は変わらないでしょうね。だからこの三十郎も2007年度版として過去のものになっていくのでしょう。
映画館の中のお客さんはほとんどが男性。女性はほんとに片手ほどしかいませんでした(笑)おじいちゃん世代の方も多かったし。
いろんな意味でプレッシャーの多い作品だったでしょうね。監督や俳優さんの勇気に脱帽です。
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森田芳光監督がリメイク
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2007年/日本
公開日::::2007年12月1日(土)
上映時間::::119min(1時間59分)
カラー/シネスコサイズ
配給::::東宝
黒澤明監督の娯楽時代劇を45年ぶりにリメイク!
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受信: 2007年12月 3日 (月) 01時01分
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受信: 2007年12月 3日 (月) 20時52分
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「椿三十郎」
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巨匠 黒澤明監督で三船敏郎主演の娯楽時代劇の
45年ぶりにのリメイク。
当時のシナリ... [続きを読む]
受信: 2007年12月 4日 (火) 12時11分
» 【映画】椿三十郎 [新!やさぐれ日記]
■状況
イオンシネマ太田店にて映画の日価格で観賞
■動機
とりあえず観ておこうかと
■感想
うん、正直面白かった。
■あらすじ
とある社殿の中で井坂伊織(松山ケンイチ)をはじめ、9人の若侍たちが上役である次席家老黒藤(小林稔侍)らの汚職について密談していると、椿三十郎(織田裕二)という浪人が現れる。密談を盗み聞きしていた三十郎は陰謀の黒幕を見抜き、室戸半兵衛(豊川悦司)率いる悪者の手先から若侍たちを逃がす。
■コメント
なんとなく、この映画を面白がってはいけない気はしているのだ... [続きを読む]
受信: 2007年12月 5日 (水) 20時14分
» 「椿三十郎」破天荒が生にくい時代で御座います [soramove]
「椿三十郎」★★★
織田裕二主演、豊川悦司、松山ケンイチ、中村玉緒出演
森田芳光監督、2007年、119分
黒澤作品をリメイク、
脚本は当時のまま
そのくらいの知識だけで劇場へ。
若いひよっこ侍が藩を良くしようと立ち上がるが、
一枚も二枚も上手の悪...... [続きを読む]
受信: 2007年12月 5日 (水) 20時36分
» 「椿三十郎」、観ました。 [つれづれ さくら日和]
椿三十郎を演じる織田裕二が、この映画のために、椿大神社に祈願参拝に来た、という新聞記事を以前読んだことがあり、なんだ〜、分かってたら行ったのに〜、と残念がるくらい、そこへは日帰りで十分に行ける場所にあります。
{/cars_red/}新車購入の際、交通安全祈願で行く人が多い神社ですね。
私もその時、車とは別で、自分に買ったお守りがありますが、今日の画像はそれです。
それにしても、神社の公式HPっていうのもあるんですね〜。
映画の公式HP(↓にある「こちら」から行けます。)内にある、「織田三十郎... [続きを読む]
受信: 2007年12月 7日 (金) 07時56分
» 映画「椿三十郎」 [日々のつぶやき]
監督:森田芳光
出演:織田裕二、豊川悦司、松山ケンイチ、中村玉緒、小林捻侍、風間杜夫、西岡徳馬、藤田まこと、佐々木蔵之助、鈴木杏
「悪事を働く上役を告発する意見書を出した井坂伊織ら若い侍9人。密談中に椿三十郎という浪人が「今の話おかしい」と突然現われ、... [続きを読む]
受信: 2007年12月 7日 (金) 10時16分
» 「椿三十郎」 [ば○こう○ちの納得いかないコーナー]
****************************
或る夜、とある社殿の中で井坂伊織(松山ケンイチ氏)を始めとする9人の若侍が密議を凝らしていた。汚職の張本人で在る次席家老・黒藤(小林稔侍氏)と国許用人・竹林(風間杜夫氏)の粛清の意見書を城代家老・睦田(藤田まこと氏)に提出したが受け入れて貰えなかった為、大目付・菊井(西岡徳馬氏)に話をした所、「更に詳しい話を聞きたいので、仲間全員を社殿に集める様に。」と命じられたからだった。意気上がる若侍達。しかしその時、彼等の前に社殿の奥からよれよれの紋付... [続きを読む]
受信: 2007年12月 7日 (金) 12時07分
» 『椿三十郎』 [Sweet*Days**]
監督:森田芳光 CAST:織田裕二、豊川悦司、松山ケンイチ 他
井坂伊織(松山ケンイチ)ら9人の若侍が寂れた社殿で、上役の汚職を暴き出そうと相談していた。そこへ突然、... [続きを読む]
受信: 2007年12月 7日 (金) 17時07分
» 『椿三十郎』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「椿三十郎」□監督 森田芳光 □原作 山本周五郎(「日日平安」ハルキ文庫刊) □脚本 菊島隆三・小国英雄・黒澤明□キャスト 織田裕二、豊川悦司、松山ケンイチ、鈴木杏、中村玉緒、佐々木蔵之介、村川絵梨
■鑑賞日 12月2日(日)■劇場 109CINEMAS川崎■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)<感想> 黒澤オリジナル版を観ているだけに、比較してはいけないと思いながら、それでもやはりキャストの構成は気になるところだったが、ま、室... [続きを読む]
受信: 2007年12月 8日 (土) 10時45分
» 椿三十郎 [★YUKAの気ままな有閑日記★]
黒澤明監督と三船敏郎のコンビが1962年に放った傑作時代劇のリメイク。オリジナルは未見なので、真っ白な気持ちで鑑賞へ―【story】とある社殿の中で、井坂伊織(松山ケンイチ)をはじめ9人の若侍たちが上役の汚職について密談していると、椿三十郎(織田裕二)という浪人が現れる。密談を盗み聞きしていた三十郎は陰謀の黒幕を見抜き、室戸半兵衛(豊川悦司)率いる悪者の手先から若侍たちを逃がす― 監督 : 森田芳光 『世界の中心で、愛をさけぶ』 『サウスバウンド』【comment】あまり邦画や時代劇を観な... [続きを読む]
受信: 2007年12月 8日 (土) 14時00分
» 『椿三十郎』(2007) [【徒然なるままに・・・】]
潘の次席家老らの汚職を粛清しようと城代家老の元を訪ねたものの、受け入れてもらえなかった若侍の一団は、代りに大目付に話を聞いてもらえることになり皆が集まって相談中。
ところがその話を盗み聞きしていた素浪人は、城代家老の方が本物で大目付の方が怪しいと見抜く。案の定、大目付の手の者に囲まれてしまった若侍たちだったが、その窮地を救ったのはその浪人だった。一方、事が発覚してしまった大目付と次席家老らは城代家老を捕らえ、自らの罪を着せようとする。城代家老を助けようと血気に逸る若侍を見るに見かねて、椿三十郎と名... [続きを読む]
受信: 2007年12月 8日 (土) 17時50分
» 椿三十郎 [映画を観たよ]
オリジナルは未見です。 [続きを読む]
受信: 2007年12月 8日 (土) 22時20分
» 映画『椿三十郎』 [闘争と逃走の道程]
オリジナルは見ていません。黒澤明作品見たことないし。時代劇自体あまり見た経験ないから、良し悪しの判断もよく解らないのですが。
椿三十郎 オリジナル・サウンドトラックサン... [続きを読む]
受信: 2007年12月 9日 (日) 00時06分
» 「椿三十郎(2007)」レビュー [映画レビュー トラックバックセンター]
映画「椿三十郎」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *2007年 *出演:織田裕二、豊川悦司、松山ケンイチ、中村玉緒、藤田まこと、他 *原作:山本周五郎『日日平安』 感想・評価・批評 等、レビューを含む記事・ブログからのトラックバックをお待ちしてい..... [続きを読む]
受信: 2007年12月 9日 (日) 12時52分
» 椿三十郎 2007年 [パフィンの生態]
森田芳光監督 2007年。黒澤明監督、三船敏郎主演の名作を
織田裕二主演でリメイク。コメディ仕立ての軽い時代劇☆☆☆
原作を見ていないので比較することもなく楽しめた。
「織田裕二=熱い男」というイメージを良い意味で壊す映画。
口は悪いが頭の回転が早く剣の腕前が確かな浪人が若い侍たちを
ひっぱっていく様子がコミカルに描かれている。
脚本はオリジナルと大体同じだそうで、森田監督はオリジナルの
ユーモアを前面に打ち出しコメディ仕立ての時代劇に演出したのでは
ないかしら?
松山ケンイチ、佐々木蔵乃介始... [続きを読む]
受信: 2007年12月 9日 (日) 14時04分
» 「椿三十郎」(2007) [お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法]
(2007年・東宝/監督:森田 芳光) 黒澤明監督の不朽の名作のリメイクであるのはご承知の通り。 私は、この企画が発表された時から、悪い予感がしていた。黒澤明ほどの天才監督はもう2... [続きを読む]
受信: 2007年12月 9日 (日) 15時05分
» 映画「椿三十郎」 [今日感]
黒澤映画のほうはみていないので、比較できませんので、あしからず。 [続きを読む]
受信: 2007年12月 9日 (日) 16時20分
» 「椿三十郎」 [★Shaberiba ★]
森田芳光監督の手により時代を超えて蘇った黒澤明監督の名作『椿三十郎!!』
[続きを読む]
受信: 2007年12月 9日 (日) 18時19分
» 「椿三十郎」映画感想 [Wilderlandwandar]
黒澤明監督の名作の方でなくて、森田芳光監督がリメイクした映画です。リメイクと言っ [続きを読む]
受信: 2007年12月 9日 (日) 18時22分
» 『椿三十郎』 [アンディの日記 シネマ版]
笑い度[:ラッキー:][:ラッキー:][:ラッキー:] 2007/12/01公開 (公式サイト)
娯楽度[:テレビジョン:][:テレビジョン:][:テレビジョン:]
満足度[:星:][:星:][:星:]
【監督】森田芳光
【脚本】菊島隆三/小国英雄/黒澤明
【原作】山本周五郎 『日日平安』(ハルキ文庫刊)
【総指揮】角川春樹
【時間】119分
【出演】
織田裕二/豊川悦司/松山ケンイチ/鈴木杏/村川絵梨/佐々木蔵之介/林剛史/一太郎/粕谷吉洋/富川一... [続きを読む]
受信: 2007年12月11日 (火) 18時53分
» 「椿三十郎(2007)」オリジナル脚本の完成度を改めて実感 [はらやんの映画徒然草]
世界のクロサワの代表作「椿三十郎」の森田芳光監督によるリメイクです。 黒澤明監督 [続きを読む]
受信: 2007年12月24日 (月) 21時56分
コメント
この映像はめざましTVですね。
私も見ました。
室戸半兵衛と椿三十郎の対決シーンは、脚本に詳しく描写されてなかったんですよね。
如何するのかなぁと想って観てました。
リプレイはうーんだけどアレもアリかなぁ。
織田裕二の芸達者ぶりはさすがでした。
投稿: たかひょ | 2007年12月 2日 (日) 19時05分
たかひょさん
コメントありがとうございます☆
そうですね、昔の脚本だと決闘シーンは書かれていなかったらしいですね。
実際一瞬で決着がついた映像になっているわけで
今回の作品は、そこんとこが大きく違うみたいですね。
わたしは今回の決闘シーン、結構好きですけど確かにリプレイは賛否両論かも、ですね。ちょっと宮本武蔵的な策士だったのかな、って印象ですが。
もともと好きな俳優なんですけど、ここまでやれるとは思ってませんでした。
(ひどい言い様・・・笑)
でも、確かに今は昔の作品もデジタルリマスターしたDVDなどで観賞できるし、リメイクするなら別物的な作品にしないとあまり意味ないかもしれませんね。
投稿: せるふぉん | 2007年12月 2日 (日) 21時13分
私は松山ケンイチ君が見たいんだけど、どうしようか迷い中です。
たしかに時代劇で殺陣がダメだったら興ざめですが、織田さんのことだから相当本格的に練習したんだろうなぁと思います。
オリジナルは見たことないけど、ストーリーもおもしろそうだし、見てみようかな・・・。
投稿: 栞 | 2007年12月 2日 (日) 21時54分
栞さん
コメントありがとうございます。
ずばり、男臭い時代劇ですよ(笑)
それだけでも昔の作品の流れは汲んでいるかな・・・と思います。
ですが、それだけに女性受けは真っ二つに分かれるところだろうと思います。
まず、時代劇があまり好きでない方にはオススメできませんね。。
あの古臭いセリフ回しがわたしは気に入っているのですが
それが鼻につく、という人もいるようです。
松山ケンイチくん・・・とても良かったです。
彼らしからぬ役どころでした(笑)
投稿: せるふぉん | 2007年12月 3日 (月) 00時03分
せるふぉんさん、こんばんは。
TVドラマでTBでお邪魔させていただくことはありましたが、コメントは初めてです。
織田三十郎ならではの良さは感じました。
ただ、私はぎらぎらという表現が、今ひとつ彼にはしっくり来なくて、比較する気はなくても、どこかでやはり三船三十郎と比べて、と思ってしまっているからかもしれません。
(と、言ってもオリジナルは部分的にしか観てないんですが^;)
織田さんの演技だけを純粋に見ていたら、ぎらぎら感があったのかもしれないですね。
可愛いような、頼れる兄貴のような、そんな印象の方が強かったものですから。
分かりやすくて、楽しめる作品だと思いました。
ただ、冒頭の若侍たちの話がいきなりで、状況を掴むのに時間が掛かりました。
投稿: さくらこ | 2007年12月 7日 (金) 18時04分
面白かったです。
若手侍たちはみな好印象のうちに見終えることができました。微妙にカツラが浮いている?と思わないでもなかったですが、そのぐらいでしょうか。
私は玉緒さん好きでした。あのびょ〜んとしたテンポの台詞は必要なもの。お嬢さんとの天然コンビに違和感はなしでした。
そして私もオリジナルの呪縛からは逃れきれなかった人。なにせ先人が先人ですから、それはいたしかたないかなと思います。
殺陣については特に感想はありません。オリジナルの殺陣は早すぎて、重いはずの刀が竹光じゃないの?と思ってしまう私ですので、かえって見やすいかなと思うくらい。
とはいえ総じて面白く見られたことは確か。
時代劇は今後、表現に規制はあるかもしれませんが、作り続けられていってほしい分野ですね。
投稿: 緑あひる | 2007年12月 7日 (金) 22時52分
さくらこさん
コメントありがとうございます☆
そうですね、オリジナルと比べたらどうしても見劣りしてしまうのは仕方ないでしょうね。。どんな作品であってもオリジナルが持つ力強さというのは、マネできないものだと思いますし。
しかし、この作品に手をつけたというところを、あえて評価するならば、まあまあ・・・と見た人が言えばもうそれで大成功なのかもしれません。
これをリメイクって発想がどこからきたのかなぁぁ~と、誰もが思ったんじゃないですかね(笑)
織田版としては、わたしは特に不満はなかったです。
投稿: せるふぉん | 2007年12月 8日 (土) 00時05分
緑あひるさん
三船さんの殺陣は速すぎてフィルムじゃ映らないとかいう話は有名ですよね。
確かにオモチャでも振り回しているみたいです(笑)
まあ、今回はあの偉大な作品のリメイクだ、として見られるところが最大の売りであり、ハンデでもあると思いますね。
しかし単純にこの作品だけ見れば十分に面白いと思いますし、若い世代にも楽しめる作りになってると思います。
時代劇も現代劇同様、どんどん時代と共に変わってきていますが
「サムライ」の心意気とか誇りとか魂とか、そういうものを現代のサラリーマン的に描いたり、わかりやすく描くのはいいんですが、妙にかけ引きみたいな部分だけが強調されて、肝心なところがどんどん変形してしまっているような気がします。
視聴者の気持ちをうまく捉えながら、時代劇ならではの精神を表現していけるような作品が作られていくと嬉しいですね。そうでなければ、着物にまげをつけた現代劇になってしまいますから。
今回の椿三十郎は賛否両論のようですけど、この作品にあえて手をつけた関係者の心意気を感じる事はできました。
投稿: せるふぉん | 2007年12月 8日 (土) 00時18分
TB有難うございました。
確かにクロサワ作品をリメイクした勇気は買います、が、、、
余りにも意識しすぎた演技にちょっと違和感を感じてしまいました。
脇はいい味出してましたですね。
投稿: くまんちゅう | 2007年12月 9日 (日) 21時38分
くまんちゅうさん
コメントありがとうございます☆
そうですね~、確かに三船さんにソックリな部分は多かったですよね。
「10人だっ!」っていうセリフなんてアクセントまで似てましたから(笑)
まあ、織田くん自体には賛否両論でしょうが、彼自身オファーを受けた形でこの役に挑んだわけですから、相当な重圧だったんじゃないかな~とも想像します。
森田監督がどういう意図でこの作品に手を出したのかよくわからないのですが
三十郎だけでなく、そもそもこの作品自体が昔の脚本を使用してリメイクしたわけで、そこんとこが成功の要因なのかもしれず、でもだったらリメイクした意味あんの?的な部分でもあり・・・(笑)
オリジナルと比べたらどうしても見劣りはしますが、わたし的には及第点かな・・・という感じでした。
投稿: せるふぉん | 2007年12月 9日 (日) 22時06分