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2007年12月

武士の一分

Still0214 えぇぇぇぇぇぇえ~~!?
  

これってこういう映画だったの!?
  

ぶっちゃけ 良い映画 ぢゃん!!

すごいわ、キムタク・・・・いや、木村拓哉。
  

今年最後の記事が彼の記事になるとは思わなんだ(笑)

明日は不在になるので(・・・って、もう今日だぞ)これが今年最後の投稿です。

   
本年も当ブログをご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。

来年もよろしくお願い致します☆

  

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2007年 映画・ドラマ総括

今年もとうとうこの時期になりましたね。。。

今年はわたし的にはドラマがイマイチな年でした^^;
そして反対に映画はなかなか健闘した一年でしたね。

ではでは今年もわたしの独断と偏見による、今年一年で面白かったと思うドラマ・映画をご紹介していきたいと思います~☆

2007年度  心に残ったドラマ

*ホタルノヒカリ    
*華麗なる一族
*わるいやつら
*ハケンの品格
*わたしたちの教科書
*医龍 Team Medical Doragon2

挙げてみると結構あるもんですね。。。この内の3つのドラマが1月期のものでした。「華麗なる一族」はどんな結末か知っていて見ていたので、なんだか面白いというより反感みたいなものが相当あったのですが、まあ見入ってしまった事は確かですわ・・・。
「ホタルノヒカリ」はマジでハマりました。「わるいやつら」は放送回数が後1回あればな~という残念さがありましたが、なかなか面白いドラマを見せてくれたと思います。ちょっと惜しかったのが「プロポーズ大作戦」ですかね。
この作品のほかに「SP 警視庁警備部警備課第4係」を入れたいところですが、まだ終わってないので・・・・・。全体的な感想としては結論が出ません。来年のドラマ部門ですかね。

      
 

心に残ったキャラ 主演男優部門(ドラマ)

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*万俵鉄平   華麗なる一族
*井上 薫   SP 警視庁警護部警護課第4係

残念ながら、主演男優のキャラだとこの2名のみ。ちょっと惜しかったのが「プロポーズ大作戦」の岩瀬健くんかな。。。

 

心に残ったキャラ 主演女優部門(ドラマ)

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*大前春子
   ハケンの品格
*雨宮 蛍   ホタルノヒカリ
*積木珠子   わたしたちの教科書
*芦屋瑞希   花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~

 

心に残ったキャラ 助演男優部門(ドラマ)

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*高野誠一
   ホタルノヒカリ
*戸谷信一   わるいやつら
*梅田北斗   花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~
*東海林武   ハケンの品格
*片岡 修   ヒミツの花園
*野村博人   医龍 Team Medical Doragon2

えっと・・・・^^;
助演男優部門が多すぎて絞るのが大変でした(笑)
高野くんと戸谷くんは助演というより主演に近かったけど、一応女優さんが主演扱いだったので助演部門にしてみました。

   

心に残ったキャラ 助演女優部門(ドラマ)

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*藤島チセ
   わるいやつら
*高須相子   華麗なる一族
*片岡一美   医龍 Team Medical Doragon2
*仁科朋美   わたしたちの教科書

ドラマ部門だと、大体こんな感じでしょうか。。。
助演女優部門の高須相子くんには驚きました(笑)この一年で一番印象に残ってる女性キャラかな。。。。鈴木京香さんも良い意味でイメチェンできたんじゃないかな。
助演男優はまだまだ挙げれば結構いるんですけど、キリがないですからね~。主演男優部門の井上くんはまだ最終回を迎えてませんけど、アクションも頑張ってますし、なかなか好演してると思います。

   

では・・・・

   

心に残った映画 (劇場公開作品)

*ロッキー・ザ・ファイナル
*ボーン・アルティメイタム
*ホリデイ
*パイレーツ・オブ・カリビアン~ワールド・エンド~
*椿 三十郎

ALWAYSが入ってないのが意外ですかね(笑)
なかなか良い映画なんですが、可もなく不可もなくと言った感じで強烈に印象に残る映画ではありませんでした。
Rocky6 今年は何と言っても「ロッキー・ザ・ファイナル」でしたね~。ものすごい感動を与えてもらいました。「ボーン・アルティメイタム」は文句なしの面白さ☆「椿三十郎」は賛否両論みたいですが、わたしは見事な作品だと思いますよ♪

   

心に残ったキャラ 主演男優部門
(劇場公開作品)

*ロッキー・バルボア
*ジェイソン・ボーン
*椿 三十郎

   

心に残ったキャラ 主演女優部門
(劇場公開作品)

*アイリス   ホリデイ
*エリザベス・スワン   パイレーツ・オブ・カリビアン~ワールド・エンド~

   

心に残ったキャラ 助演男優部門
(劇場公開作品)

*井坂伊織   椿 三十郎
*ヘクター・バルボッサ   パイレーツ・オブ・カリビアン~ワールド・エンド~
*鈴木則文(鈴木オート)  ALWAYS 続・三丁目の夕日

   

心に残ったキャラ 助演女優部門
(劇場公開作品)

*鈴木トモエ   ALWAYS 続・三丁目の夕日
*星野六子   ALWAYS 続・三丁目の夕日

 

以上。
こんな感じでしょうか。
主演女優部門のエリザベス・スワンは本来は助演女優なんでしょうが、ワールド・エンドの彼女の役割は立派に主演女優だった気がしたので主演女優とさせて頂きました。(今回はジャックよりバルボッサの方が主演なんじゃないかと思っちまうくらい、ジャックの影が薄かった・・・・・orz)
今年は邦画も結構観ましたけど、やはり洋画の方が上だったかな。
今年は「舞妓Haaaaaaan!」や「ALWAYS 続・三丁目の夕日」「魍魎の匣」、そして現在オンエア中の連ドラ「SP 警視庁警備部警護課」と、堤真一が大活躍の年でした。

Fwmcc02 来年はわたし的には待ちに待った「Xファイル・ザ・ムービー2」がアメリカで公開になります。日本ではいつになるかわかりませんけど、やらないって事はないでしょう。(日本からも署名とか届いてるはずだし・・・)
その他、メリル・ストリープやロバート・レッドフォード、トム・クルーズ共演の作品やクローバーフィールドにも多少期待してマス(笑)

連ドラについては来年に期待、ってところでしょうか。

 

2006年 映画・ドラマ総括

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Xファイル・ザ・ムービー2の出演者

Ddgach 12月10日にバンクーバーでクランクインしたはずのXファイル・ザ・ムービー2。

気になるストーリーは制作側のガードが固いようで全くわからず・・・・^^;

一説によると前作のXファイル・ザ・ムービーの続きっぽい話になるとかならないとか。でも以前から独立したスピンオフになるという説が根強いですし、これきり続編はない可能性も高い事からスタンドアローンなストーリーになる事は確実だと思います。

で、主演2人以外の出演者なんですが
なんでもラッパーをやってるイグジビットという俳優さんとアマンダ・ピート、ビリー・コノリーの3人だけがハッキリしているらしいんですよ。

あまり知らない人たち・・・・てか、全然知らない(笑)

ビリー・コノリーはラストサムライにも出演していた俳優さんとの事。

来年の夏かぁ・・・まだまだ先だわ・・・・orz
来年の夏になれば嫌でもどんなストーリーか、わかるんだけど少しでも早くチラッとでも映像が観たいとかストーリーが知りたいなぁぁ。(ほんとに、ちょこっとならyou tubeやらFLYNETに出てますけど・・・・ほんとにちょっとね 笑)

Fwmxf2_02 きっと面白い作品であると信じて。

The Truth is Out There.

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SP 警視庁警備部警護課第四係 第8回

Still0188今回は井上がSPになった時のいきさつのエピソードでしたね。

マルタイがいきなり撃たれてしまうのには驚きましたが、訓練だったとは拍子抜け(笑)そこには教官に不備の指摘を受けている井上をじっと見ている尾形の姿が。えーと、この教官なかなか面白いキャラだったんだけど、名前がわからず(苦笑)
尾形は井上がSPに向いていそうか、と問うが、井上のあまりに常人離れした能力に宝のStill0191 Still0192 持ち腐れになってしまう可能性があると答える教官。

そして井上の両親が刺殺された事件での事を直接本人に聞く尾形。そのことは思い出してもどうにもならないので考えないようにしていると答える井上。そして、SPに何故なりたいのかと聞かれ、自分のような人間をこれ以上増やしたくないから、と答える。

Still0199 Still0198 それからほどなくして尾形は警護課の理事官、西島を伴って井上の元を訪れる。しかし井上は西島の笑顔を見て表情を強張らせる。彼の二面性が井上にはわかっていたのだ。そして警備部警護課第4係への配属となった井上は早速、最初の仕事に就く。
井上の独特な警戒態勢の取り方に疑問を持つ同僚達。ところが警護2日目。前日はフラフラしていた井上が急に受付辺りを凝視し始めた。その急激な井上の変化に気づき様子を伺う同僚たち(尾形・石田・笹本・山本←いや、山本は除く)

Still0200 突然、井上が周囲に受付を警戒するようにと無線連絡を入れてくる。現場に緊張が走る。そして警護対象である大臣に駆け寄ろうとする男が取り押さえられた。安堵感に包まれる警護課の連中だったが、井上の意外な洞察力に一目置くようになる石田、笹本。それを笑顔で見つめる尾形。

Still0210 Still0211 そしてしばらくの月日が経ち。。。。
井上の両親を刺殺した山西が出所する。その彼を監視している公安の田中。かつて井上が取り押さえた都知事襲撃に失敗した男が何故か西島のメールを受け取っている。内容は麻田首相の行動を知らせるものだ。しかもメルアドがジャック・ザ・リッパーだし(こいつ、悪人っぽい雰囲気を出しつつホントに悪人とは・・・・笑)しかし普通、どこにメールしたのかバレるけどね。

Still0208 そしてとうとう事件当日。

    

    
これが最後のネタですか、麻田首相襲撃(?)事件。井上の能力の秘密とか明かされるのかしら。。でもそんな時間ないか。確か10回で終わりだもんね。
Still0196 Still0195 このドラマ、よく考えるとかなり地味だし更によく考えると話が全然進んでなかったり、あれ?って感じもあるんだけど、警護を扱っていれば現実地味であたりまえですもんね。これだって事件多すぎるくらいだし。とにかく上手い作りだと思います。てか、一つ一つのストーリー展開が上手いというより、ドラマ全体の見せ方が巧いのかな。(ある意味だまされているのか・・・笑)

井上の両親が死んだ時の詳細が明らかになるんでしょうか。繰り返し出るあのシーンの麻田は悪人顔で笑ってますよね。どうも両親を犠牲にして・・・・って感じが強いですね。

Still0212 では来週、乞うご期待。

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「Cloverfield」って何だ!?

なんか今、ネット上で話題になってるらしい「Clover field」

先日、めざましでその映像を観たんですが、はっきりしているってこれだけらしい。。。

なに?なんなの!?

アメリカのTVシリーズ「Lost」のJ.J.エイブラムスがプロデューサーらしいんだけど、ほんとにこれしかわかんないみたいよ。(ワーナーの予定表によると4月5日公開になってるけど・・・)

怪獣もの?

でかい生き物と言ってるからそうなのかな。でも、そう思わせておいて違うかも(笑) どうもALWAYSの冒頭のゴジラシーンを観てから怪獣映画を観たいという衝動に駆られているので、そうであるなら出来る限り早く観たい。

公式(?)サイト 「Clover field

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魍魎の匣 観たっ☆

Mouryou01_2 公開初日、早速観てきましたよ~。

昨夜は原作を読みきらなくては・・・・!と夜中まで格闘した挙句に午前の一番早い時間に映画館に行った為、かなりの無理が(笑)

原作に手をつけた時からわかっていた事ですが、もう全然別物でしたね(笑)

  

では・・・・

  

これより先の記事にはかなりのネタバレを含んでおります。観賞予定のある方は読まない事をオススメします。

  

原作を読みながら常に気になっていたのは、この長ーーーい小説を一体どうやって2時間強の時間におさめるのか。と、いう事です。
案の定、冒頭のシーンからざっくり作りかえられていましたが、なんとか短い時間で話自体はうまくまとめていたかと思います。(決して短時間の映画とは言えないですけどね、2時間以上あるんだから・・・)

しかし、冒頭が榎木津と久保の戦地でのシーンで匣の中に入っている少女の幻影を見てしまったような表現があるんですけど、これって初めてこのストーリーを知る人が観たらどうだったんですかね?それから実録犯罪で被害少女の身体の一部が発見されるわけで、この事件より10時間前とか3時間前とか、関口君を轢き損なったのが榎木津だったり面白い関連性の持たせ方もしているんですけど、どうなのかな。
この映画で初めてこの京極堂シリーズを知った人の意見が聞いてみたいな~。。

ざっと、おさらいしてみると
元女優の美波絹子こと柚木陽子が娘の加菜子を探して欲しいと、探偵の榎木津を頼ってくる。柴田という政財界の大物の孫にあたる加菜子は遺産相続の第一候補に挙がっており、命を狙われる危険さえあると言う。

一方、関口は編集者の鳥口と共に穢れ封じ御筥様と呼ばれる宗教の教主を探っていた。この御筥様の信者の家から、今世間を騒がしている少女連続バラバラ殺人の被害者の娘が何人も出ていると言う。中禅寺敦子、鳥口と共に御筥様を疑う関口。ある日、関口はいつも小説を寄稿している出版社で久保竣公と言う新進小説家の紹介を受ける。


そしてほどなく、実録犯罪の編集室で少女の右手ばかりが何本も発見される。
絹子と共に加菜子を探していた榎木津は加菜子が電車にはねられ重体であるという知らせを受ける。加菜子の親友の楠本頼子も一緒だったが、陽子はすぐに加菜子を美馬坂近代医学研究所に搬送する。加菜子が事件なのか自殺なのかわからないまま、この事件の担当として病院にも立ち会った青木は木場修太郎に連絡を取る。木場は絹子の熱烈なファンでこの日も絹子主演映画を見届ける為に映画館に泊り込んでいた。

結局、関口・榎木津・鳥口・敦子は京極堂のもとを訪れる。
京極堂とは中禅寺秋彦が営む古書店の名前。同時に中禅寺の愛称(?)でもある。御筥様のお祓いの手法などを敦子たちに聞いた京極堂は教主を訪ね、いつものうんちくで反
対に相手をやりこめてしまう。久保竣公は教主の息子である事もわかった。バラバラ殺人と御筥。その結論はどうやらあの巨大な箱にあるらしい。それは「美馬坂近代医学研究所」だった・・・・・・。


いや、実は原作の世界に昨夜までどっぷり浸かっていて朝一で観てしまったから、何が何だかよくわかんないんですよ(笑)
ちょっと猟奇的なシーンが多いような気がするんですけど、これはあまりお子様は見ない方が・・・・^^; 劇場にどうみても中学生らしき女の子たちがいたんですけど、これってPGかR指定じゃないのかいorz

えーと、キャラクターに関しての感想というかイメージなんですけど、中禅寺秋彦(京極堂)演じる堤真一。前作の「姑獲鳥の夏」の方が原作の京極堂のイメージに近かったかな~と思います。姑獲鳥の夏の映画は正直、原作の世界を忠実に再現しようとするあまり、抽象的な表現が多くてわかりにくい部分が多かったですが、神経質で不健康で理屈屋の中禅寺はなんとなく描けていたかな。。

今回の京極堂はなんか妙に活動的で健康的(笑)
しかし堤真一の和装姿のなんと美しいこと!(正直言って観に行ったのはこれが9割以上の動悸であったりする/爆)顔の小ささとあのなで肩が何とも素晴らしく和装にマッチしているんですよね、ほら、和装だとガニ股も目立たないし(こらこらこらーっ)
それにしても原作ではかなり露出の少ない榎木津がメインになってたような気がするのは気のせい?鳥口君や青木君といった細かいキャラまで出すなら、もうちょっと原作通りでも良かったような気がするんだけど。。。。

黒木瞳扮する柚木陽子は、良いとか悪いじゃなく現時点でこれをやれるのはこの人しかいないですね。ただ、このキャラも原作よりだいぶ強い女性だったかな・・・・。京極堂に事あるごとに馬鹿にされる関口君は映画では結構健康的で(原作では鬱だという設定)コミカルで予想よりずっと良かったですね。

キャスティングには大体文句ないし、セットも素晴らしい。限りある時間で健闘されたと思いますね。公式サイトだったかな?誰もやり手がいないから自分のところに回ってきたのだろう、と堤さんが言ってましたがディープな原作ファンから観たら絶対不満のある映画だと思うし、どんな作品でも原作ファン全員を納得はさせられないだろう。と言う通り、たぶん「なんだ、これーっ」って言う人も多いと思いますが、わたしは一つの映画としてはあれでいいんじゃないかと思います。

ただ一つケチをつけるとしたら

京極堂の出番が少ないーっっ!

開始後、約1時間も登場しないんだよーっっ。(落ち着け・・・^^;  原作だって中盤まで出てこないんだから・・・orz)妖怪や陰陽五行に関するうんちくも、もうちょっと多めに入れて欲しかったかな。(いや、あれでも多いと感じてる方もいらっしゃるようだし、あれ以上やったらマニアックすぎる妙な映画になってしまう←自問自答)

残念ながら時間の関係で楠本頼子と柚木加奈子があまり描けていませんでしたね。ここんとこが肝になる気もするので、このカット仕方はいささか疑問。
久保竣公を美馬坂の知り合いという設定に変え、陽子がほんとのほんとに惹かれていたのは京極堂だった!というオチに驚きながら、悪人であると解釈されがちな美馬坂に「これからの世の為に必要な人だ。」と一緒に逃げるように促すところが京極堂のものすごく公平な物の見方とか感傷と現実を区別できる判断力とかをほんのチラッと表現できていたのがうまいと思いましたが、その後のあのコミカルなシーンは・・・・(笑)

ものすごく暗い作品のはずなのに、随所にコミカルな雰囲気があるのは面白いですね。たぶんかなりのアドリブがあると見ましたよ(あの京極堂にベラベラ説明しまくるシーンはやはりアドリブ。あの宙吊りとかもかなりアヤシイ/笑)
原作とまったく切り離してみればメリハリがあっていいんじゃないですかね。ただちょっと駆け足的というか、あらすじをかいつまんで映像化した感は否めませんが。

それにしても雨宮君が右近さんとは・・・・(爆)
歌い出さなかったのが残念(新感線じゃないんだから・・・・笑)
増岡役の大沢幹樹生はすごくハマッてたのに、一瞬の出番ですんごく残念。ほんと、これ2時間強じゃもったいないよ~。でも、テレビでやれるような内容じゃないしね。

とはいえ、豪華なキャストに豪華なセット。
誰にでもすすめられるストーリーじゃないけど、興味のある方は是非映画館へ。このお話自体に興味のある方は是非、京極夏彦原作「魍魎の匣」をご一読ください(笑)

魍魎の匣―文庫版 (講談社文庫) 魍魎の匣―文庫版 (講談社文庫)

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医龍 Team Medical Dragon2 最終回

Still0163 ついに最終回を迎えた「医龍 Team Medical Dragon2 」

雄太に心肝同時移植を行う事を決意した朝田はじめチームドラゴン。そんな彼らに鬼頭もエールを送る。そして自らの患者である山野会長も死なせない、とオペを開始する。

いよいよ雄太のオペを開始し始めたチームを藤吉と片岡が見守る。実は片岡の父親は医者で、大学病院を辞め無医村で貧しい人たちのために懸命にStill0165 Still0164 働き、身体を壊して無念のままに他界したらしい。奨学金で医学部にまで進んだ片岡が今のような人間になったのにはそんな過去があった。
ところがその頃、肝心の伊集院がとんでもない事になっていた。
Still0168ドナー心を届ける途中、トレーラーが事故を起こし道を遮断してしまっていた。呆然とする伊集院。しかしここで諦めるわけにはいかない。クーラーボックスを抱えた伊集院はそのまま森に飛び込み、走り続けた。知らせを受けた片岡はヘリをチャーターし、伊集院を迎 えに行かせる。(伊集院くん・・・・どうして電話しないの・・・^^; トレーラーの向こう側に抜けてそこからまた救急車に来てもらって移動すればいいじゃん・・なんて事は考えてはいけない!)

Still0169 Still0167 しかしドナー心が間に合う事になったものの、今度はオペ室で予期せぬ事態が!!雄太の心臓の癒着がかなり酷く、朝田と外山による剥離でも相当の時間がかかっていた。と、突然剥離を止めてしまう朝田に驚く外山。しばらくの沈黙の後、助手を外山から伊集院に交代させ、患者の心臓を取り出してドナー心を移植する方法を止め、ピギーバックを行うと告げる朝田。剥離する時間がない事を考慮した術式に驚きながらもオペの解説を続ける藤吉(笑)何故かそこに草薙が!・・・いやいや、霧島が現れる。
全ての吻合が終わり、オペは成功したかに見えた。ところが突然VTを起こしてしまい、騒Still0170 然とするオペ室内。緊急事態に対応するチームだったが、朝田が突然ドナー心をいったん停止させ、いきなり心臓を掴んでお得意の変性部位を探している。心筋内がフォーカスしている部分をクライオアブレーション(一部冷凍壊死させる外科的方法)する事で再びドナー心を蘇らせようというのだ。
さんざんのハラハラドキドキの挙句、オペは成功。

Still0172 Still0173 その頃、自分を励ます会のパーティに出席していた野口は心肝同時移植が成功した事を知り、喜んだのも超束の間、今までの悪事をパーティ内で暴露され病院も追われる事に。実は片岡はゴールドバーグブラザーズと組んでおり、債権譲渡された明真の新しいオーナーは片岡(イーグルパートナー社)になる。

雄太とのクリスマスパーティを済ませた北洋のメンバーたちは北洋に戻ると言う。「このチームは最高のチームだ」と言う朝田。そしてそれぞれの場所に散っていくメンバーたち。

  

Still0171 とうとう終わっちゃいました~。
まあものすごいストーリー展開ですけど、ありえない事とは思いながらもよくできたお話でしたね~。このパート2自体、結構面白かったんですがストーリー的にはやはりパート1の方が上だったかな・・・・と思いました。いや、また面白さが違うのかな。

東北ですさんだ生活を送っていた朝田が加藤にスカウトされ、明真にやってきて苦難の末、バチスタを成功させるまでの道のりを描いたパート1。原作は乃木坂太郎氏で原案が永井明氏。永井氏は医師であった経歴を持つ医療ジャーナリストで、この医龍(主にパート1)のストーリStill0174 Still0175 ーが日本の医療関係にまつわる体制や問題を告発するような内容であったのも、氏の医師としての活動経験によるものと思われます。
(残念ながら永井氏は2004年に肝臓がんで他界されました)
日本の医者は論文を書いて偉くならないと手術ができない。とにかく実践より論文という部分をドラマ中でもよく表現していたと思いますが、現実にこの問題に関してはスーパードクターで知られる大和成和病院の南淵明宏センター長なども指摘しています。医局に依存していない医者の孤独さ、腕があってもそれを振るえる場所が与えられない。パート1の第1話で大学病院から追放されてしまった朝田が働く場所を失ってしまった、というのを連想させるエピソードです。
Still0180 Still0184 キーホール・オペレーションを考案し、脳腫瘍外科手術の世界的権威として知られている福島孝徳医師もそもそも日本の論文やら医局中心の医療に疑問を持ち、渡米。(数年前、情熱大陸ではじめて福島先生を知りました~^^;)
なんだかなー、この国って色々な分野であまりにも似たような問題を抱えているんだな~という悲しい現実が垣間見えてしまいました。なんでもかんでも縦社会というか、組織優先というか、お役所的というか、臨機応変さがないというか。。。

Still0182 Still0183 ここまで現実離れしたオペはありえないとしても、朝田のような医師は実在するんだな~と思うと、驚きながらも胸が熱くなりますね。どんな分野でもこういう方たちが歴史を作っていくんだな・・・・と、思いました。
しかしそういう部分がパート1に比べるとグッと少なく、テレビオリジナルストーリーのせいなのかアクロバット的ストーリーが毎回展開されました。まあ、別物として楽しませて頂きましたけど。(しかしそのパート1も中盤辺りからだいぶ様子が変わってましたが・・・)

Still0185 Still0186 最初と最後に霧島が出てきておいしいところを持っていきましたが、あまり違和感のない登場がとてもイイ感じでした。新生チームドラゴンはまたバラバラになってしまいましたけど、わたし的には今回まったく朝田とミキの絡みがないのが寂しかったかな。龍ちゃん、龍ちゃん、と朝田にまとわりついて彼を医者として復活させたミキがすごく可愛らしくて爽やかで好きだったんだけど・・・^^;
荒瀬も登場がやや少なめでしたが、この多いキャストの中で一人一人うまく描けていたとStill0178 Still0179 思います。朝田以外は・・・・(爆) 龍たん、主役なのにもんのすごいセリフ少なかったよね・・・orz わたし的に買いだったのが外山と野村かなぁ。。
でもキャスト全員良かったかな、ばっちりハマッてたし。野口もね(笑)

視聴率も好調だったみたいだし、また何かあるかもしれませんね~。


Still0187 それまで、バイバイ☆龍たん

  

  

      

  

  

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スワンの馬鹿!こづかい3万円の恋☆最終回

Still0140 とうとう、スワンも最終回☆

前回、絢菜からの電話に出てしまった真澄は川瀬を心配して喋る絢菜の声を聞いて動揺する。真澄に謝罪しぼんやりしながら歩いていると、バイクと接触し入院する事になってしまう絢菜。

Still0138Still0144  翌日、病院に駆けつけた大輔は昨夜真澄が絢菜からの電話に出た事を知る。だが真澄は大輔に何も言わなかったのだ。それが気になる大輔。川瀬を心配する絢菜に、自分が代わりに探してみると約束する。
そんな時、なんとヒルマイナの服部が逮捕(あらまー、悪人の本領発揮も一瞬だったのね)絢菜の父の会社を不当に乗っ取ったのも服部の差し金だったのだ。

Still0146 Still0147 絢菜の心当たりの場所に川瀬はいたが、絢菜とはやり直せないと言う。自分にはその資格がないと。たとえ服部の計画だったにしても絢菜の父をあんな目に合わせてしまったのは出資した自分の責任だと言う川瀬を励ます大輔。

Still0149 Still0148 ところが人の事を励ましている場合ではなかった。
志摩子の取調べにあっさりと、大輔と絢菜の事を認めてしまった時田の証言により真澄は家を出て行ってしまった。大輔を責める志摩子に決して浮気はしていないと言うが、絢菜と飲みに行ったり福島に一緒に行こうとして持ち株を一部解約した事を知られているとしり微妙な態度に・・・・・・(笑)

Still0154 志摩子の伯父の家に居候している真澄の元へ行き、時田と加茂と共に謝罪する大輔だが真澄の怒りはおさまらない。アフロディーテ流星群を見に行くプランを立てていた3人だが真澄は来そうもない感じ。

一方、3万円男の会にめでたく(!?)入会した川瀬も含めて流星群ツアーの話は着々とすすむ。果たして真澄と理英は現れるのか!?

 

Still0155 なんか予想通りの普通な最終回でした(笑)
まあこういうドラマなので、これ以外の展開はないのでしょうが、うーん。特にこれと言った感想がない、と言うのが正直なところでしょうか^^;
夫婦のあり方とか家族の大切さとか訴えたいのはわかりますけど、大輔のした事が浮気とか裏切りとかいう解釈がまったく理解できないわたしにとっては、今まで以上に入り込めない最終回でした~(ははは)

これを裏切りなんて言っちゃったら、誰かを裏切ってない人なんてこの世にいないんじゃない?(笑)心の奥底の、自分でもコントロール不可能な部分まで責めるのはおかしいよ。誰かに興味や好意を持つのが本能的でも、ちゃんと理性の部分で一線は引いてるわけだから全然裏切りじゃないじゃん。何もないから余計に許せない、とかよく言う人いますけどStill0157 Still0156(真澄も言ってたよね)自分の気持ちの中だけで留めるのと、一線越えちゃうのとでは全く違うと思いますよ~。だってそれを押さえるのはやはり奥さんや家族の事を考えて踏みとどまるわけでしょお~。

なんか一番理解不能だったのが志摩子。
バツイチであんなに大きい娘までいるのに、大輔の気持ちを浮気だと責め立てる。。。しかもそれを真澄に報告してるし。だめだ、真澄も志摩子も絶対お友達になりたくないタイプ(笑)

最後の最後に川瀬と絢菜が可愛いカップルだな~♪と思えました。上川さんの主演ドラマは嬉しかったですけど、最後まで男目線のドラマが見たかったかな~。かかあ天下が家庭円満の秘訣なのかもしれないけど、真澄はやりすぎ。

Still0159_2 Still0161 最後の最後に出てきたシーンが救いだったかな(笑)

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ガリレオ☆最終回

Still0111 ついに終わりました~☆ガリレオ。

うーん、なんか期待していたものと、だいぶ違ったのでなかなか入り込めないところがあったんですが、現代ドラマでしかも月9で、こういう毎週パターン化したドラマってのも考えてみればかえって新鮮だったのかな・・・・(笑)

さて、ではガリレオ最後のレビューいってみましょお~♪

木島を訪ねた湯川は、木島の経営する会社の社員が自然公園、龍仁湖と相次いで死亡Still0113_2 した事について話し始めた。2人が放射線被爆していた痕跡がある事から、木島がかつて大学を追われる原因となった研究を今でも続けているのではないか、と尋ねる湯川。レッド・マーキュリーと呼ばれるその研究は核爆弾を製造することすら可能だという危険なもので、それが軍事目的に使用されたら大変な事になる。
その危険性を大学側に訴え、木島を追い詰めた湯川を彼は今も恨んでいた。

一方、内海は栗林からこれ以上湯川を振り回さないで欲しい、と懇願される。学会でその将来を嘱望されている湯川を本当に心配している栗林の気持ちを察した内海は湯川から離れようとする(つーか、勝手にスネて勝手に八つ当たりしていたようにしか見えないが・・・・笑)
Still0117Still0116それぞれのやり方で捜査を進める内海と湯川。内海は藤川の家に残されていた留守電の音声を科捜研に持ち込み、異常な状況で録音されていないか、妙な音は録音されていないか、詳細に調べて欲しいと依頼する。そして湯川はゼミの学生たちと共にお得意の実験を行い、梅里が死亡した状況を再現していた。

Still0123 そんな時、内海に湯川から電話が入る。話したいことがあるので研究室にきて欲しいと言う。ためらいながらも同意する内海。

そしてその頃、湯川は外出先から戻り研究室で彼を待っていた木島と顔を合わせる。事件の全容について語り始める木島。先日遺体で発見された木島の秘書である京子に藤川殺害の罪を着せ、殺したのではないかと問う湯川に彼女への気持ちを告白する木島。京子は木島を心から理解し、自ら命を絶ったのだった。藤川になりすまし、彼の死亡日時を混乱させたのも、藤川を射殺したのも京子だった。
意外な話の展開に驚いていた湯川だったが、それ以上に驚くべきとんでもない事が!

Still0119 湯川になりすまして(てか、湯川の声を音声解析したものを合成して彼の声を作り出した)内海をおびき寄せた木島は彼女を拘束し、レッド・マーキュリーと連結させてしまっていた。(うわ~、なんだこれ~!もうちょっとマシなもの作れなかったの~!?美術さぁぁ~~ん!華麗なる・・・・の将軍依頼の衝撃だ! 爆)
午前0時に核爆発するようセットされているその妙な装置に拘束されている内海は逃げださない湯川に早く逃げるよう懇願する。こんな事態にインスタント・コーヒーを飲んで満足げな湯川は死なないで欲しいと訴える内海に、自分がこの装置を解体できないと思っているのか・・・・と聞く。思っていません、と答える内海に微笑む湯川。

Still0120 Still0121 それから3時間。
湯川とレッド・マーキュリーの格闘が始まった。一つ一つクリアしていく湯川だが、途中フィボナッチ数列だのリュカ数列だのうんちくを述べ始める(フィボナッチ数列や黄金比は知ってるけど、リュカ?)
*エドゥアール・リュカ  4月4日フランス生まれの数学者。フィボナッチ数列の最初の2項を変えたのがリュカ数列だそう。ふーん。。。つい調べてしまった・・・(笑)
さっぱりわからない(爆)

結局、最後の最後でルパンに出てくるマモーの脳みそを連想させる信管が出てきて青か赤の配線を切る事を迫られる湯川。爆発まで後1分をきっているというのに「さっぱりわからない」と悩んでいる湯川に早く配線を切れと騒ぎ立てる内海(笑)

Still0126 好きな色は何だ、と言う湯川に「ピンク!」と答える内海。
そして配線を切る湯川・・・・!

 

  
  

Still0130とりあえず月9のガリレオは終わりましたね。
栗林さんが本気で湯川の事を心配していたり、結構いいヤツだったりしたのは何となくわかっていたものの、やっぱり「なんだよ、いいヤツじゃん~」と思ってしまいました(笑)
しかし最後の最後まで内海の存在自体がよくわからなかった^^;
スネたり甘えたり女である部分ばかりが全開で、もうちょっとプロフェッショナルな部分を見せて欲しかったかなぁ~。初回は別として案外普通っぽかった湯川が中盤から急に極端 Still0132 Still0135 な変人ぶりを披露し、最終回にいたっては核爆発を逃れたばかりだというのに、以前内海に指摘された、湯川が子供の頃サンタクロースを信じていたのかどうかという話題について極めて非論理的指摘をしたと話し始めたり、なかなか良い感じでしたね(笑)
そうそう、変人というからにはこうでなきゃ~(爆)

それにしても草薙と城ノ内さんがもったいなかったなぁ~。まあ映画版での活躍を期待して今回のレビューは終わり☆っちゅー事で。

Still0137 ではでは、来秋の映画版レビューに続く★☆

  

  

    

       

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SP 警視庁警備部警護課第四係 第7回

Still0093 ポールとジョージの犯行を阻止したものの、またいつもの証拠がないとかあるとか、そんな理由で警備の増員はされず今までよりグッと規模の小さいホテルに移動しかなくなる尾形らチームのメンバーたち。

相変わらず傲慢な態度の大橋だったが、井上や尾形たちの厳しく任務を遂行する姿に、危険を冒すほどの代償を貰っているのか、と言い出す。自分達の仕事がどれくらいの金に換算できるのかわからない、と言う尾形に苦笑しながらも、自分の娘には井上や尾形のような眼をした男と一緒になってもらいたい・・・・と、もらす。

Still0100 一方、緊急時の導線をチェックしていた井上は駐車場に妙な気配を感じる。そして間もなく、大橋の部屋に宅急便が届く。その荷物の異様さに危険を感じた尾形は石田らを大橋と共に避難させるが、井上は導線チェックの時に感じた妙な気配を思い出していた。

石田さん・・・・・!

Still0096 Still0097 Still0098 Still0099

   



警棒を取り出し石田たちの乗り込んだ車に投げつける井上。もし石田がセルを回していたら車の下に取り付けられた爆弾が爆発するところだった。間一髪、石田らと共に大橋を逃がした井上は車の下に取り付けられた爆弾の配線を切った。

Still0105 Still0104 この緊急事態に警備の増員を願い出ようとする尾形。ところが尾形に下された命令は増員どころかありえない決定だった。大橋の警護解除。
大橋の絡んでいる事件の立件が難しくなった為に検察が警護の解除を申し入れたらしい。今ここで警護課が手を引けば大橋が殺されるのは目に見えている。このまま警護を続けさせて欲しいと言う尾形に、上層部は「これ以上警護を続けたければ民間のボディガードにでもなれ」と冷たく言い放つ。

  
Still0109 Still0110 なにやら苦悩続きの尾形。
中間管理職って辛いよね~^^; あんなに苦悩してほぼ1日デスクでじっとしているなんて、ものすごいストレスだよね。

苦しまないで~、鈴木オート!(違う違う)22日になれば匣が開いちゃうから、それまで頑張って~~!!(違う違うちがーーーう)

毎回結構地味なストーリー展開だけど、何故か面白い。。。。
組織かぁ・・・。警察でも例えば企業でも病院でも、何故か同じ問題が繰り返し出てきますよね~。個人の考えを捨てて事なかれ主義でいれば組織で生き残れるのかぁ~。でも、そんな人間ばかりだったら組織なんて成り立たなくなるわけで、結局は自分の考えをしっかり持って、その場の状況に応じて立ち回れる人間を組織は便利に使うわけですね。使う時は使うけど、後は黙ってろ。てか~(笑)
子供も大人もおんなじですね~。一人一人個人だと素直でいい子なのに、まとまると悪い事をしてしまったりイジメをやってみたり、何故か自分自身と違うものに変貌してしまう。それを思うと今の個人プレーが多い風潮ってあながち悪くないのかしらね。

なんか後味の悪い終わりだったけど、現実ってこんなものかも。

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最近のお気に入りたち

どんどん寒くなってきて、いよいよ冬に本格的に突入~ですね。

わたしは冬はあんまり好きじゃないから、毎年この時期になると「また冬かぁ~」とちょっと気分も↓気味になってたんですけど、この頃の夏の異常な暑さとか考えると、まあ寒さ対策すれば熱中症とか命に関わる事態になるよりマシかぁぁ~と考えも微妙に変わってきました。

そしてそんなわたしが最近焦って読みまくっているのが京極夏彦の「魍魎の匣」上・中・下。ものすごい漢字が多くて文字もぎっしり。すんごいお得感があって(笑)わたし好みの本なんですけど何しろ映画の公開が22日に迫っているので、急がないと!と今、中巻が終わるところです。
ふ~、長いのね、この人の小説って^^;

魍魎の匣

著者:京極 夏彦

魍魎の匣

それにしてもホントに面白いですよ。以前はこの一見古臭い言い回しとか旧漢字とか抵抗があったんですけど、実際じっくり読んでしまえばナントわたし好みな作品☆京極堂シリーズはこれをきっかけに制覇してみたいと思います。前回の映画「姑獲鳥の夏」でイマイチ Mouryou01_2 内容が把握しきれなかったわたしは今回の「魍魎の匣」ではそんな事のないように小説を読んでしまえ!と、基本的に原作を読まないというポリシーを破り(?)楽天で取り寄せてまで読み始めてしまったのですが、読んで良かったような悪かったような・・・・(笑)
あまりに小説が面白すぎ、またスケールの大きさから考えると映画はきっと微妙な仕上がりになるんじゃないかな・・・・と思えたからです。
一部で言われている通り、この人の作品て映像化がすごく難しいんじゃないかな~。。。
しかし何故この作品を映画館で観てみたいと思ったかと言えば、自分自身の性格に何故合っているのか不思議だと思える不条理ものや難解ものが意外にも好きだという事があげられるんですね~。
カフカとかリンチとか好きだし(デビッド・リンチをあえて不条理ものに分類してしまっている・・・・笑)すっきりと解決されずに「これって結局どうなったの・・・」と思わせるうやむやな結末とか、案外受け入れられるというか好きなんですよね。

まあ、この作品の感想・解説はまた映画を観てから長々と書く事にしましょう(笑)
つつみん、阿部ちゃん、頑張って~♪(仕上がりは不安でもこのキャスティングはバッチリ☆だと言えるでしょう。)

そして寒くなってくると色々な曲を物色し始める傾向のあるわたしはiTunesをフル活用し、お気に入りの曲を買いまくっています(笑)
好きな歌手、というとものすごく限定されてしまうし、映画・音楽・ドラマなどわりとすぐにハマるわりにはホントに好きな役者さんや歌手が、かなり少ないわたしにとってはiTunesはとって便利なものになっています♪食わず嫌いなものが案外合ってたりとかCM MIXとか探しにくい楽曲がすんなり探せたり、ネットストアならではの便利さがありますね。

今よく聴いているのは「医龍 Team Medical Doragon2」のサントラ。こういうガツンガツンくる音楽は実にわたし好み(笑)それに伴ってAIの「Believe」と「ONE」もよく聴いてますね。Believeは前作パート1の主題歌でした。しかしこの曲同様、ドラマもパート1の方が良かったかなぁ~。。やはり原作の面白さには敵わなかったかな、まあ当然なんだけど。しかし今回のオリジナルストーリーの方が視聴率が良いのがちょっと意外。前回の知名度とか、わかっちゃいるけどつい盛り上がってしまうお約束的展開に視聴者は弱いのかな(自分もだろーが)

「医龍2 Team Medical Dragon」オリジナルサウンドトラック

アーティスト:TVサントラ,関山藍果

「医龍2 Team Medical Dragon」オリジナルサウンドトラック

「医龍 Team Medical Dragon」オリジナルサウンドトラック

アーティスト:TVサントラ,関山藍果

「医龍 Team Medical Dragon」オリジナルサウンドトラック

そして意外にも一目惚れ(一聴き惚れ?)したのが東方神起。これはホントに自分でも意外でしたわ。たぶんたまたま聴いた楽曲が今の自分の好みに合ってただけだと思うんだけど、とりあえずダウンロードしちゃいましたよ。
えーとなんだっけかな、宝石かなんかのCMの曲だと思うんですよね(すごい曖昧な記憶・・・^^;) 「Forever Love」とかいう、すんごいベタなタイトルの曲です。
ちょっとEXILEっぽいかなぁ、いや、ゴスペラーズっぽいかな・・・と思うんですが、声のトーンが自分に合ってたのかな。このグループが気に入ったってわけじゃないんですけど(こらこら)なかなか良い曲ですよ♪

Forever Love

アーティスト:東方神起

Forever Love

年末が近づき、そろそろ年間のドラマ・映画の総括記事をまとめようかな~と思いながら以前のドラマをちょこちょこっと見たりしているんですが、今年は自分的に映画の当たり年だったかなぁと思いますね~。ハズレがなかったもんなぁ。
まあ自分に合いそうなものしか観ないんで、自分の予想が的中した年というだけかもしれませんが、お金と時間を割いて観に行ったものが面白かった!と感じられるのは、なかなか嬉しい事です。

ではでは、次はドラマ「SP」のレビューでお会いしましょう☆

ONE

アーティスト:AI,SPHERE of INFLUENCE

ONE

Believe

アーティスト:AI,Rain,Trey Songz

Believe

      

 iTunes Store(Japan)

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医龍 Team Medical Dragon2 第10回

Still0062 えええええええ!?これで最終回に突入なの!?

もう来週までモヤモヤなんだけどっっっ!(まあ前回もこんな感じだったんだけど、なんか加藤がいた方が心強かったりしたのは気のせい?)

朝田の手術でケロッと回復した野口は北洋への恩も忘れ、心臓Still0063 移植認定施設になった事ですっかり浮かれ気分。
VIP待遇の鬼頭の患者に比べ、朝田たちが移植を担当する雄太は9歳。適合する心臓が見つかる可能性は極めて低かった。それぞれのチームが集まり、カンファレンスを実施。ミキと荒瀬はチーム鬼頭を抜け、朝田のチームに参加する。
ところがそんな時、突然朝田が伊集院にチーム鬼頭に入るよう言い出す。驚く伊集院。心Still0066 Still0065 臓移植の経験がない伊集院にチーム鬼頭で移植を経験させ、雄太のオペに備えさせようという朝田の考えだった。(どうやら鬼頭も納得している様子)

しかし鬱血肝を起こしていた雄太がついに肝硬変を併発。拡張型心筋症に加え、肝硬変も加わりますます移植が難しい状態になってしまう。まず雄太の生体肝移植を行い、心臓移植までもたせようとするチームの方針で松平がオペの執刀を行う事になる。

Still0067 ところが雄太は兄の気持ちや母親への負担を考え、自分は母親の肝臓をいらない、と言い出す。雄太の父親とアフリカのNGOで知り合った朝田は雄太の父親から諦めない心を教わった。だから雄太も、もう少し頑張れないか?と諭す。いつまで頑張ればいいのか、と問う雄太に自分のオペが終わるまでだ、と約束する朝田。必ず自分が雄太の病気を治してみせる、と。

Still0080 そして雄太の生体肝移植の日、移植ネットワークから連絡が入り鬼頭の患者である山野会長の心臓移植が行われる事になる。雄太と母親の美和が手術室に入り、いよいよオペが始まろうとしていた。
一方、心臓移植に備え麻酔を投与していた山野会長にアレルギー反応が現れる。血圧が乱れこれでは心臓移植できるような状態でない。苦渋の決断で移植を断念する鬼頭。そして驚くべき知らせが木原から入る。
山野会長が受けるはずだったドナー心が雄太に回ってきたというのだ。摘出から限られStill0081 た時間で移植を行わなければならない心臓を他のレシピエントに回している時間がない為、同じ病院に入院する雄太に優先順位が回ってきたのだった。
しかし既に生体肝移植は始まってしまった!

朝田は医師免許を賭け、ある決断をする。

  

Still0084 なんとまあ、いい所で来週に続いちゃうのよぉぉぉ~。毎回毎回ありえない状況の連続でアクロバット飛行のごとき、難関オペを突破し続ける新生チーム・ドラゴン。今回はものすごいオペに挑戦!心肝同時移植をやっちゃうらしい。
どうも来週は鬼頭が協力するような雰囲気。あのおばちゃん、結局フェアな人なのよね(しかし無輸血オペの時の血液バンクに連絡するのをやめたのはヒドイぞ!←結構執念深い^^; 笑)
大人の心臓って事は・・・・小さくする何かを施すわけですよね~。なんとなーく皆さん何をするか予想しているんでない?

ついに医師免許剥奪を覚悟のうえでオペに望もうとする龍たんだけど、彼だけじゃなくて全員剥奪になっちゃうんじゃないのおぉ~?

Still0082



圭ちゃん・・・・・・




      
  

Still0083



龍たん・・・(結局自己中ね、アンタ)

         
  

   

あ、すみません。ちょっと遊んでしまいました(笑)
とうとう来週最終回かぁ~。ん!?最終回10分拡大版!?なんでだ!なんで2時間スペ シャルじゃないのさ!!(初回も2時間だったんだから無茶言うな・・・・^^;)
Still0085 Still0088 ありえない展開なのは十分承知の上なんだけど、こうグッと胸が熱くなっちゃうのよね。でもありえない事・・・・とも言い切れない部分あったりするけど。
次週、とうとう最終回。前回のパート1のお話なども含めて現在のスーパードクターたちの実情も絡めたりしたすんごく長いレビューをやっちゃう予定です☆

Still0092 あーあ、とうとう終わりだね、寂しいよ、龍た~ん☆★☆

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スワンの馬鹿!こづかい3万円の恋☆第9回

Still0048 偶然、服部の悪巧みを聞いてしまった絢菜はその事を川瀬に忠告。M&Aをすすめている会社に疑問を持った川瀬は調査を命じ、服部と連絡を取ろうとするがうまくいかない。どうやら川瀬を避けているようだ。

そして予感は的中。M&Aをすすめていた会社は計画倒産。服部は川瀬の失脚をねらっていたのだった。社長を解任されてしまった川瀬は酔いつぶれて倒れStill0053 ているところを大輔に助けられる。
しかし絢菜の事もあってか、大輔に励まされても素直に聞く事ができない。

川瀬が会社を去る日、今までの事を絢菜に詫びると「幸せに」と言い残す。動揺する絢菜。その夜、大輔の帰りを待ち伏せしていた川瀬は絢菜への気持ちを聞きだそうとするが・・・・・。

  
Still0050 Still0054 とうとう服部にやられてしまいました川瀬^^;
釣りが偽装工作であった事が真澄にバレたものの、時田の捨て身の言い訳で難なく回避。絢菜は川瀬と元サヤにおさまりそうな雰囲気ですが、どうなるか・・・・。
川瀬に問い詰められた大輔はついに絢菜への気持ちを口にしますが、淡い気持ちはあるものの、恋愛というような感情ではない事が判明。まあね・・・、これくらいの気持ちを持ったって仕方ないでしょー、人間なんだし(笑)
旦那の小遣い削ってこれ見よがしに自分の無駄買いを平気で見せつける女房の尻に敷かれてるんですから、気持ちの上でこれくらいの希望があってもね・・・・(笑)毎回どうも納Still0057 Still0056 得いかないんだけど、いくら正直に申告してるって言っても、あの異様な量の買物を旦那に平気で見せるっていうのは、要するに旦那を馬鹿にしてるって事よね・・・。どっちにしても買うんだったら、見せない方がまだ思いやりがあるってもんだと思うんだけど。

しかし、どうやら絢菜の電話に真澄が出てしまい大騒ぎになりそうな予感。
Still0060 Still0059 こんな可愛いトキメキくらいで大騒ぎになるんかい・・・・orz  そんなに心配なら少しは旦那を尊重する気持ちを持ったらどうなのさ・・・・(嗚呼)

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当ブログ使用の画像について

今回「ガリレオ」の画像で当ブログのものを転載している記事を見つけました。

ファイル名をそのまま転載していればわかります。

画像はわたしにとって、記事と同じように個性を現すものであり、一つ一つこだわりを持ってアイコン作り・掲載をさせて頂いています。

サイドバーの注意事項にもあります通り、転載・転用はご遠慮ください。

ドラマ・映画をもとに書かれた、あらすじなどの記事(個人的意見・感想等を除く)、使用している画像の著作権は、すべてテレビ局・制作会社等に帰属いたします。

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ガリレオ☆第9回

Still0034 Still0033 帝都大のOBであり、医療機器メーカーに勤務している藤川という男が遺体で発見される。そもそもその遺体発見のきっかけとなったのは、内海と弓削が訪れていたある中学で、その藤川のデスマスクが展示されていた事だった。

いつものごとく湯川の元にやってきた内海。遺体発見現場となった自然公園は不法投棄の山となっており、これまた例のごとく内海に奇妙な質問をする湯川。そして監察医の桜Still0035 子からの連絡で藤川が放射線被爆していた事がわかる。
内海たちの調べで意外な事に藤川が勤務していた医療機器メーカーを設立したのが、かつて帝都大で教鞭を取っていた元木島教授である事が判明。しかし、木島の名前を聞いたとたんに湯川の顔色が変わる。
いつもの湯川らしからぬ態度に、思わず内海は木島との詳しい話を聞かせて欲しい、と言う。湯川を心配して彼の気持ちに踏み込んできた内海に「今日は帰って欲しい」と返す湯川。(くーっ、このストイックさがいいわぁ~~笑)

Still0032 事件前、藤川と木島が言い争っているのが目撃されていた事をうけ、内海と弓削は木島宅を訪ねるが海外出張で不在であると、木島の秘書の京子から告げられる。

そんな時、珍しく草薙が内海たちを訪ねてやってくる。一ヵ月半ほど前の龍仁湖で起きた事件の被害者が放射線被爆しており、内海たちの追っている自然公園のStill0037 事件との関連性を調べて欲しいと言う。その頃、湯川は自然公園の不法投棄されたゴミをきっかけにゴミの集積所にやってきて、ある事件のヒントを見つけていた。内海に気象庁に問い合わせをして欲しいと告げ、見つけたヒントを元に実験を試みる湯川。何故、藤川のデスマスクが出来上がったのか、それを実証した湯川はある人物の元を訪れていた。。。。

Still0044 「お久しぶりです、木島先生」


  

最終回を前に前後編の2話連続形式できましたか。。。。
最終話にふさわしく(?)なんとゲストは久米宏!・・・・と、本上まなみ(笑)
過去に湯川と木島の間に良からぬ事があったのは栗林と湯川のやり取りでバレバレです が、これがどういう展開でラストに向かっていくのか、ちょっと楽しみ♪
Still0039 Still0040 せっかく先週あたりから面白くなってきて、盛り上がってきたところで終わりかぁ~。映画化までもってくつもりなんだから全10回ってのも少ないんじゃないのぉ~。と、ちょっと思ってみたりして(笑)

最終話なんで草薙も登場しましたが、くどいようですが草薙と湯川のコンビが見たかったなぁ~。。。。内海はまだまだ新米だという設定にしても、湯川に何から何まで頼り過ぎだし、頼りすぎてるわりには文句やらグチばかり。。。もうちょっと、持ちつ持たれつというか、フィフティフィフティというか、支えあってるような関係が見たかったかなぁ(そう、モルダーとスカリーのような♪)

さてさて、来週いよいよ最終回。映画化を前にビシッと締めて頂きたいものです。

Still0046 Still0047

   
   

  

   
      
*ブログ内のキャプチャ画像を転載しないでください。

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SP 警視庁警備部警護課第四係 第6回

Still0015 ホテルに缶詰状態だった大橋の精神状態は極限に。

部屋から逃げ出そうとしたり、プールで泳ぎたいと言い出したり尾形たちの手を焼かせていた。そのやり取りを隣の部屋で盗聴していたポールは一度ホテルをチェックアウトし、今度は韓国人としてチェックインし、大橋殺害のための具体的な計画の為に動き始めていた。

Still0016 Still0017 昼間は人の出入が多い為、夜9時以降のプール使用を許可した尾形は井上と共に石田らと交代する為、大橋の部屋に向かっていた。エレベーターを待っていたポールとジョージと共にエレベーターに乗り込む事になった尾形と井上。
ところが井上はいつもの鋭い勘で2人の違和感に気づく。そこへ、先日隣の部屋の客から感じられたハイライトの匂いが・・・・・。
Still0025韓国でもハイライトって売ってるんですね」その井上の言葉に思わず振り向いてしまうポ ールとジョージ。日本語、わかるんですね。と言う井上の言葉にしまったと思ったのか突然、尾形と井上に襲い掛かる2人。

結局、ポールとジョージは取り押さえられたが、その結果はいつものごとく内々に処理され尾形の要望した警護の増員は却下されてしまった。この状況に、もっと人の出入の少ないホテルに替えるよう強く提案する尾形。

Still0030 そしてその頃、ポールとジョージの失敗を知ったジョンとリンゴは2人の代わりにすぐにでも作戦実行する事をクライアントに約束。尾形、井上らは大橋を守れるのか・・・・。

  

かなり面白かったのですが、考えてみるとポールとジョージって何もしてないのね(笑)あのプールでのシーンは尾形から話を聞いた井上の想像上でのお話だったわけで、なんだStill0024 Still0026 かそれで一つの事件を見てしまったような錯覚に陥ってしまいましたが、結局2人は何かする前にエレベーターであっけなく御用。しかもタバコの匂いでバレてしまうというお粗末さ・・・。だめだな~、ジェイソン・ボーンを見習わなきゃ(笑)
それにしても、この大橋って男は死を覚悟してるんだか何だか、警護自体に非協力的よね。死にたがってるようにしか見えず。。。金の為にSPやってんだろってアンタ、金の為だけだったら他に仕事あるんじゃねーのかよ、と思っちゃうわたしです。いくら金貰ったって赤の他人の為に死んじゃったら意味ないでしょーがね。

Still0020 Still0021 Still0022


  

短い時間なのにちょこっとした脇役の方(あえて言いませんが原川さんとかね←言ってるぢゃねーかよ)とか上手く描けてますよね~。やっぱり時間が短いとか長いとかじゃないのかね、こういうドラマの質ってのは。さすがですわ、本広さんっっっ!(笑)

しかし、殺し屋さんのわりにおマヌケだったポールとジョージ。。。あんな井上の引っ掛けに振り向いちゃったらダメでしょお~。ま、いいんですけど面白かったし(笑)前回のテロリストたちも手が混んでた割には最後はあっけなかったし、現実的にはこんなもんかも・・・ですね。

Still0009それにしても、このドラマって妙に尾形と井上のツーショットが多いのよね(うふ)ここから井上の両親が殺された事件へどう繋がっていくのか、ちょっと予想もつかないけど最後まで楽しく観られそうです。

way of life

アーティスト:V6

way of life

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SP 警視庁警備部警護課第四係 第3回~5回

Still0258 あまりにレビューをためすぎて、とんでもないタイトルになってしまいました^^;(3回~5回って・・・・・笑)

加藤元総理のオペ中、病院を占拠したテロリスト達は加藤の秘書に身代金として要求した金で株を買うよう指示。一方、井上は医者に変装し拘束された笹本救出に向かう。
反撃を開始した2人はテロリストの確保に成功。
Still0274 Still0002 SATが動き始めてハラハラだった尾形はこれで一安心。ここまでが3~4回の内容。(みじかっ!)
一つ事件が解決してもまた次の事件が始まり、今度は証券取引法違反の参考人、大橋の警護。どこか非協力的な大橋の態度に自分達を信頼して欲しいと言う尾形。
しかし、大橋を狙っている暗殺のプロ集団4人組の2人がホテルの隣の部屋に中国人を装い、入り込んできた。
いつものごとく鋭い勘で隣の部屋に違和感を感じる井上。

Still0009 Still0012 今夜、もう既に第6回オンエアになるわけですが短い時間でシャープな作り、この時間帯のドラマにふさわしく仕上がってると思います。尾形と井上以外はそんなにメジャー系の役者さんが出ていないので、それがまた良いと思います。

井上の両親が殺された事件で今の麻田総理がどういう関わり方をしてるのかまだわからないんですけど、最後にはそこんとこに話がいくんですかね。
まあ、どちらかというと麻田を狙った事件の巻き添えって感じでしょうか。

Still0006 では、次は第6回。

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医龍 Team Medical Dragon2 第9回

Still0202 朝田が2年前、NGOに従事している時にバチスタした患者が再び彼を訪ねて北洋にやってきた。
その患者、音部雄太は9歳。状態は深刻で本来は心臓移植が必要なのだが、海外での心臓移植には1億以上の金がかかる。かといって国内では15歳以下の臓器提供は認められておらず、しかも認定施設でないと手術はできない。

朝田が雄太の事で思案している最中、野口が大変な事になっていた。実はヤツは狭心症なのだがそれを周囲に隠してここまできたのだった。野口が倒れているのを発見した木原は鬼頭に診察してもらうよう薦めるが、サイトビジットを控えたこの大事な時期にそれはできないと言う。
Still0191 Still0192 鬼頭に病気の事を知られれば明真のトップを彼女に奪われてしまう。自分の手でサイトビジットを成功させなければ死んだも同じ。野口はなんと北洋に向かい、善田に土下座して助けて欲しいと懇願する。

一方、先週あたりから落ち込んでいる伊集院は今週も落ち込んでいた(笑) そこにペプシに乗り換えた松平がやってくる。自分は平凡だ、朝田や外山のようにはなれないと凹む伊集院に、普通だからこそいいんじゃないのか、と言う松平。
Still0188 Still0189 ほんの一握りの天才たちをささえているのは平凡で普通の人間だ。その普通な人間の仕事だって大事な仕事だ、とこの間までアル中だった人とは思えないほど素晴らしい話をする。(それでもまだイジけてる・・・・)

野口の治療をする事を決意した朝田と藤吉。チームの皆は異論を唱えるが、患者である事に変わりはない、全力で救う、と言う藤吉と朝田に同意するメンバーたち。検査の結果、野口にはやはりオペが必要という事になったものの、明後日にはサイトビジットに立ち会わなければならないと言う。(ずうずうしいが、この上ないワガママでもある)
Still0197 Still0196 なるべく切開面の少ない術式が用いられたが野口の病状は思ったより悪く、冠動脈がかなり石灰化し切開面の少ないミッドキャブでは難しい。しかし朝田は患者のQOLを考え、絶対にこのミッドキャブでオペを続ける事を主張。
こんなワルのためにね~、素晴らしい人たちだわ~。

Still0201 しかし回復した野口はやはり視聴者の大半が予想した通り、オペ前に片岡が出した条件を蹴り、もう一つの条件だった雄太の移植さえも術前に彼が死んでしまうだろうと予測して朝田のチームに移植をさせるよう許可したのだった。

  

とうとう、かえってきた龍たん!!

Still0204 Still0205 それにしてもすんごい人数、チームドラゴンも所属メンバーが増殖してすごい事になってますね~。内科医から循環器、血管外科に胸部心臓外科。おまけに天才麻酔医が2人に、グラフト採取までできる看護士、MEまで揃っちゃって治せない病気なんてないない~♪みたいな状態になっちゃってます(笑)

しかし・・・・この子かぁ。龍たんがNGOを辞めてアメリカで心臓移植を学ぶために修行に行った理由は。
いや、実はたまたま今日職場でこのドラマの話題が出たんですけど、朝田が最初に言ってた「俺には時間がない」は、俺が病気なんじゃなくて、他の誰か、つまりNGOで世話になった人か、あるいはその人の子供が心臓移植が必要な状態で「時間がない」なんじゃないの?って。(いやー、なんかドンピシャっぽいよね。てか、想像がつくようなお約束の連続と波乱含みの王道ドラマだからかぁ~笑)
だってもうじき最終回だってのに、いつまで経っても龍たんが具合悪そうなシーンも出てこないし、ピンピンしてるし^^; 最初はてっきり龍たんが難しい病気なのか!?と思いましたけど・・・・。

Still0207 Still0206 それにしてもまた来週も(毎回の事だけど)波乱の連続そうですね。龍たんが医師免許剥奪のピンチか!ミキのグラフト採取の時にもそんな騒ぎになりましたが、今回は規模が違うみたいなので、またまたハラハラの連続だ~!次回、乞うご期待☆

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スワンの馬鹿!こづかい3万円の恋☆第8回

Still0163 絢菜の父の納骨に福島まで一緒に行く事にした大輔。が、やはり2人で行くのには抵抗があり時田を同行する事になる。(てか、無理矢理^^;)

服部からの見合いを断った川瀬はその代わりとしてある会社のM&Aをすすめるよう強要される。見合いを断った為にプロジェクトが飛んでしまったと言われた川瀬は心ならずもそのM&Aをすすめるよう部下に指示。

Still0169 Still0168 ある日、真澄が美容院で髪をセットしてくるが帰宅した大輔はまったく気がつかない(髪を切ったわけでもないし、あれじゃ気がつかないでしょ・・・・^^;)大輔の態度に憤慨した真澄は八つ当たりをはじめ、大輔も応戦。今度の土曜日、バーゲンの荷物持ちに駆り出される予定だったのを加茂と時田と釣りに行くから、と断る。ますます不機嫌になる真澄。

Still0175 一方、服部の企みを立ち聞きしてしまった絢菜は動揺し、福島には行けないと言い出す。

     
なんだかんだで結構面白いんですけど、何が話の本筋なのかよくわからない展開ですよね。絢菜という女性もよくわからないけど、スワニー自体も何をしたいのかイマイチよくわからず。。。。

Still0174 しかし、それにしても真澄という奥さんはコワイ~。
旦那がスイートテンを送ってもケーキを買ってきても、ちゃんとお礼も言えない。むしろ、どこから捻出したお金で買ったのか、そちらを気にする。娘の進学を理由に大手企業の営業課の課長代理である旦那の小遣いをカットし、自分は役にも立たない美顔器だの普段着ない高いスーツを買い込んだり、バーゲンでバンバン買物。
気に入らない事があると娘の前で自分の亭主を平気で小馬鹿にする。

Still0176 Still0179あれって旦那を操縦してるんじゃなくて、支配してるんでしょ。同じ3万円だって、もうちょっとうまくやれば気分だけでも変わるんじゃないかと思うんだけど。。。
あれじゃ髪がセットされてたって気がつかなくてあたりまえでしょー。ついでに言わせてもらうとそのセット代と志摩子とのお茶した代金はどこから出したのさ~。

・・・・・って、言いたくもなっちゃうんだよね、真澄のやり方だと。(まあ、大輔よりの描き方になってるんだろうから仕方ないんだけどね)

それにしても今後、川瀬の転落とかがメインで描かれるのか、大輔と絢菜の仲が多少すすむのかよくわかんない感じですが、なにしろ後2回。
Still0182 残りの回数を楽しみましょう☆

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ガリレオ☆第8回

Still0150 研究室でせっせと料理に励む湯川をまたまた内海が訪ねてくる
(こいつ・・・・・自分で解決する気があんのか・・・・^^;)

料理研究家がストーカー行為をされていた上に刺殺されたという痛ましい事件だが、被害者の妹がちょうど犯行時刻と思われる時間に姉を自宅で見たと言うのだ。庭先にいる姉を見かけたものの姿を消してStill0147 Still0148 しまったので不審に思い、姉の携帯に電話をしたところ、犯行現場である料理教室でちょうど犯人が犯行に及んでいる時に携帯音に気づいた警備員が被害者を発見した・・・・というもの。

犯人は警備員に気づかれ、窓から転落して死亡。その男、小杉の周辺からは接点のあった人間が洗い出せず、しかも被害者を刺した凶器はどうやら2種類あるという。わからない事だらけだった。

Still0153 Still0152 被害者の妹、千晶が姉を見たのが夜8時40分頃。携帯に電話したのが8時50分頃。その10分の間に料理教室に戻って被害に合ったんじゃないのか、という湯川にそれは無理だと告げる内海。なにしろ姉の自宅から犯行現場である料理教室までは30キロも離れている。どんな乗り物を使おうが、1時間はかかる距離だ、そう内海に言われた湯川は突然興味を示し出す。テレポーテーション・・・・!面白い。

  
正直言って、今日のが1番面白かった! (笑)

Still0154 いや~、なんだかホッとしましたよ。このまま最終回までズルズルいっちゃったら・・・・と、ちょっと心配だったので(笑)
今回、何故面白かったのか・・・・と言えば、やはり湯川の謎解きが今までは、視聴者には犯人や仕掛けがある程度わかっている状態で、そこんとこまで湯川が到達するようなストーリー展開で、それが今回はわからない部分の方が多かった。まあ、犯人はあの共同経営者の顔を見た瞬間にわかりましたけど(笑)しかし、単なる思い込みだった・・・・というオチはちょっと残念だったけど、うまくまとまっていたのでいいと思います。

Still0155

てか・・・・この犯人の顔・・・・こわ・・・・・(貞子よりコワイ)

    

今回の被害者は監察医の城ノ内とも顔見知りという設定で、普段あまりストーリーに絡んでこない城ノ内が多少出番が多かったけど・・・・、やはり時間が短すぎてまだまだもったいないですよね~。こうなると、やはり映画が楽しみになってきました。

Still0158 Still0159 栗林さんの絡み方も無理がなくて、今日は全体的に非常にイイ感じでした。あと2回しかないのでこの調子でラストまでいって欲しいなぁ~☆

  

   

・・・・と、これで終わりのはずだったんだけど、この後のスマスマのなにこれ!?

Still0160 Still0161 ゴロレオ!? (笑)

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椿 三十郎  

Still0128 Still0129 こうきたか、織田裕二・・・・・・・。

エンドロールを見ながら、そう思いました。

彼を演技派だとか素晴らしい役者だとか決して思ってるわけではありません(お・・・おいおい^^;)が、昔からどういうわけか観たくなってしまう俳優さんなんですよね。

Still0130 彼の着眼点というか、いつも新しいところに挑戦する貪欲さとか、結構自意識過剰なところとか(失礼)嫌いじゃないんですよね。どうにも気になってしまう(笑)

あ、そうそういつもの注意事項を書いちゃいますね。

ここから先はネタバレを含んでいます。これから観賞予定のある方はたぶん読まない方がいいでしょう。

 

*画像は小さいですが、解説が入ったりしているのでクリックしてみてください。

  

Still0141 Still0125最初から気になっていたのが、まず主演が織田裕二だということ。あまりにイメージが強いというか、彼自身のキャラが濃すぎるという事と、彼が時代劇に挑戦したというのを今まで聞いた覚えがなく、たぶんこれが初挑戦であるという事。(厳密に言うと以前に出演した事があるらしいが、殺陣については初挑戦だったらしい)初挑戦で椿三十郎!?これまた、ものすごい濃い・・・・なんてもんじゃない。世界のクロサワ&三船コンビの代表作である一本をリメイクするという事。

Still0132 Still0136 とりあえず前売りを買い(なにげにやる気マンマン/笑)公開初日の今日、早速行ってきました☆

わたしはクロサワ作品の方の椿三十郎はかなり以前に(子供の頃?)見た覚えはありますが、ところどころしか印象に残っていません。ですから今回の作品はわりと何の先入観も持たずに観ることができました。

唐突に話の本題に入り、問題が解決したら去って終わり(笑)
何ともわかりやすく、無駄な場面がない。冒頭のシーンはもう少し何かあっても良いんじゃないかな、とも思いましたが昔の脚本通りという事なので、まあそれもありなのかな・・・・と思いつつ、三十郎が若侍たちに肩入れするまでの展開があっけなく、何でこれでそこまで味方しちゃうの・・・・・・と引っ掛かった部分でもありました。

Still0131 Still0134 結局、ダメダメな若侍9人衆を従えて、剣の腕だけではなく頭の回転の良さも見せる三十郎。あれだけ助けてもらっても三十郎を信じられず、捕らえられて大脱出劇を展開する事になってしまったり、あまりのダメダメぶりに微笑ましいというより、思わず苦笑してしまいました。
ここで有名な21人斬りなるものが展開されるわけですが、織田裕二の殺陣の見事さに驚きました。いくら格好良くても殺陣が台無しな俳優さんて多いからなぁ~ってのが一番の心配だったのですが、あまりの予想外の殺陣にビックリしてしまいました。
Still0133 Still0135 速いんですよね、リアルだし。
こんなの、ちっとも良くないよ。って人もたぶんいるのでしょうが、わたしは見事だと思いましたね~。綺麗じゃないけど、人が実際に斬り合ったらこれに近いんじゃないかな・・・・と思わせる立ち回りです。
この立ち回りはもう一度観てみたいかなぁ~。
城代家老の妻(中村玉緒)に指摘された刀の抜き身のようなギラギラした雰囲気ってのも織田裕二にあってたと思いますよ。現代劇のイメージが強いから良くなかった、という意見もあるようですが、こういうギラギラ感て、今の俳優さんてなかなかないんじゃないかなぁ。
あの古臭いセリフ回しと彼の不器用な感じが、結構マッチしてるんですけどね~(それこそマニアな視点なので一般的な意見じゃないですけど ^^;)

Still0142 松山ケンイチや佐々木蔵之助も予想に反して(笑)良かったですね~。
敵方の侍である佐々木演じる「押入れ侍」こと木村がだんだんと9人衆と三十郎に肩入れしてしまうのが面白かったです。

良かったような失敗なような、ある意味予想通りだったのがトヨエツ(笑)
彼の機械的な声とか中性的な風貌が時代劇にマッチするのか、ちょっと疑問だったんですが見終わった今でもその疑問は解決されず(爆)

中村玉緒は・・・・・。(以下省略)

昔の作品と比べれば不満のある人は多いのでしょうが、いつの時代もそういう違和感は変わらないでしょうね。だからこの三十郎も2007年度版として過去のものになっていくのでしょう。
映画館の中のお客さんはほとんどが男性。女性はほんとに片手ほどしかいませんでした(笑)おじいちゃん世代の方も多かったし。
Still0143 Still0144 いろんな意味でプレッシャーの多い作品だったでしょうね。監督や俳優さんの勇気に脱帽です。

  

椿三十郎 オリジナル・サウンドトラック

アーティスト:サントラ

椿三十郎 オリジナル・サウンドトラック

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