踊る大捜査線 10th Anniversary Special
そうですねぇ、思えば10年経ちましたねー。不思議な事にこの「踊る」は連ドラが始まる時の番宣まで覚えてますよ。
織田裕二くんが赤い(あれ?青だったかな←おいっ)ネクタイして拳銃かまえてるやつ。
007シリーズもどきな妙なCMだったのでものすごいフザけたドラマなのかな~と思っちゃったんですけど、コメディ路線でありながらも、かなり真面目に警察組織を描いてる視点も持ち合わせてましたね。連ドラは青島が交番勤務で終わりですからね~。シュールっていうか、厳しい終わり方でしたよね。
青島が刑事になる時の模擬取調べで「カツ丼食うか?」と被疑者役の人に聞くの、よく覚えてますよ~。あれから10年かぁ。カエル急便から10年ですよ~(どういう表現じゃ^^;)
今さらストーリーやら、あらすじ書いても仕方ないので、またしてもわたしの戯言をダラダラと書いていきます。ご了承くださいませませ。
オタク心をその身に潜ませていたいわゆる「こだわり派」の心をがっつり掴んだこの「踊る大捜査線」シリーズ。不思議な事に連ドラの続編は制作されませんでしたね。(SPはものすごいいっぱい^^;全部見てるけど)
レインボー饅頭だの、煎餅だの、キムチラーメンだの、本来ならどー
ーでもいいような細かい、すごい細かい部分に異様にこだわった作り、やたらと数が多く濃い登場人物たち。一目見て、製作者達はアメリカのドラマに影響されつつ(当時人気のあったツインピークスやらXファイル系・ERなどの群像ドラマ)昔はアニメオタクだったに違いない!というワケのわからない直感と確信を感じていましたが、まあ当たらずとも遠からず。だったみたいですね(笑)
出演者たち、いつも伸び伸びしてるというか楽しんでる雰囲気マンマンなのに、いつも一人眉間にシワを寄せて苦悩している室井さんがちょっと気の毒な気もするけど(笑)彼のあのストイックさがドラマをより一層盛り上げたり感動させたりしてくれるのですから、まあ仕方ありませんね(ひでえ・・・)
そうそう、このThe Movie2でツボだったのは、あの寿司屋のオヤジが拉致されるところと、ほぼ毎回のように出てくるあのサンタみたいな赤い服来たおっちゃんと、ラスト近くに出てくる監察官の2人(爆) てっきりこの事件の解決の仕方について調査に来たのかと思ったら神田署長の不倫疑惑の調査だって!(あはははははは。升さん、おかしすぎ)
そうだなぁ・・・、このドラマは理屈じゃなくて本能的に愛さずにいられない分類なので(笑)好きな部分て全部なんですけど、青島役の織田裕二は当時既にトップスターだったのにも関わらず周囲とうまく馴染めたあの雰囲気というか、役の比重なんかも絶妙だったんじゃないですかね。 わたしは昔からあまり好きな歌手とか、好きな俳優とかいないタイプだったんですけど、子供の頃からポツリポツリと熱烈なファンになった人たちが増えていったので、今振り返ると好きな俳優さんも数人は存在していますが、織田裕二は間違いなくその内の一人です。
あのムサくるしいミリタリーコートをひるがえして不器用そうに体を揺さぶって走る姿が、たぶん好きなんだろうなぁ~(ものすごいマニアな視点)
ああいう走り方をする人がどうも好きらしいんです(原点はスタローンではないかと最近気づく)
青島とすみれの恋愛の部分も描かれる計画があったとかないとか、そんな話を耳にした事も過去にありましたけど、結局今のところ青島とすみれの間にはそんな雰囲気は微塵も・・・いや、微塵くらいの気配しかありませんけど(笑)わたし的にはずっとこのままでいて欲しいですね。
このThe Movie 2 にはワケわからん女性管理官が出てきましたけど、あそこまであからさまでないにしても上の人間なんてあんなもんなのかな~。でも年配者の和久さんが頑張って抗議してるのに、大体の人が反論したり非難するような事はしないんですよね~。実際の企業の内情とよく似てると思いましたよ。
責任を取る。それがわたしの仕事だ。
室井のセリフですけど、そう!その通りだよ!!と
劇場で目眩がするくらいブンブン頭を振って頷いちゃった覚えがありますよ(笑)
責任取る。それこそが年配者であり役職者の仕事。しかしそれをしないアンポンタンな管理職の人たちはゴマンといますね。若い者がやる気を持って提案しても古い考えや保身に走り、全然体制を変えようとしないばかりか、年中ブチブチ文句ばかり言っていざという時には逃げる。いいなぁ~、羨ましいよ青島くん。運命の出会いだね、室井さんとは。一生かけて出会えない人もたくさんいると思うし。
ところで、わたしの室井さんはどこかしらぁ~(爆)
これまた一説によると来年あたり映画の製作が??との事ですが、どうなんですかね。。。しかし、織田裕二本人がなんだかそんな事をほのめかしていたし、少しは期待していいのかな。。。
(あそこまで言っといて、「もしそういう事があったら」でまとめてましたね/爆)
でも続編を意識すると、思い出してしまうのが和久さん。今夜だって和久さんを普通に見ているのに、続編となるともう和久さんはいないんだ、という事を嫌と言うほど思い知らされます。和久さんがいない青島くんは寂しいね~。。。 とにもかくにも、踊る大捜査線はやっぱり面白い。
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コメント
はい。もうDVDを所持してるくらいですから
私もファンのひとりでございます。
湾岸ラーメンを食べたりもしましたし、
踊るフェア?にもいってきました。
踊るはガンオタにちょっと似てますよね。
投稿: みのむし | 2007年10月16日 (火) 11時43分
みのむしさん
>踊るはガンオタにちょっと似てますよね
ジェットストリームアタックだっっ!
(はっ、し、しまったっ、ついっっ!)
当時はこういうスタイルのドラマってなかったから
新鮮でしたよね~。
あの寿司屋のオヤジ、好きなんですよね~(爆)
いっつも神田署長にふりまわされちゃって。
確か娘が幼稚園の先生で原沙知絵が演じてましたね。
こう考えると細かいですね~。深いですね~。
織田くんが言った通り、ディープです(笑)
投稿: せるふぉん | 2007年10月17日 (水) 18時49分