輪違屋糸里~女たちの新撰組~ 後編
土方のために平間と同衾した糸里だったが、置屋に戻ってから腑抜けのようになっているのを見た周囲の者は土方以外の男と何かあったのだと察していた。
一方、ただ土方を困らせようとしただけだった芹沢の方が戸惑っていた。糸里の事についても取り乱す様子もない。
そして芹沢暗殺の計画は着々と進んでいた。
平山の子を身ごもっていた吉栄は、計画に協力すれば太夫上がりさせてやる、と土方からもちかけられる。
いよいよ、計画を実行する日。。。。
予想とは違う事が次々と起こる。屯所には亭主を殺したお梅もやってきていた。
なかなか良くできたドラマだったと思います。
女たちがメインのせいか、どの男もなんだかイマイチ情けなかったかなぁ~^^;
土方が中途半端な感じで描かれていたのがちょっと残念。近藤なんて、いてもいなくても良かったような感じでしたね(笑)山田純大さんは出番少なかったけど、さすがの存在感でした。
幕府が終わり、四民平等になろうって時期に侍になって身分を上げようとか名を挙げようってのが悲しいくらい時代錯誤。個人個人それぞれ自分なりの正義なり誠なりがあったのだと思うけど、目先の「生活する」こと、「出世する」ことに翻弄されすぎてしまったような気がするんですよね。捨て身で国の未来のために闘った人たちにはやはりかなわなかったわけですし。
糸里は桜木太夫になった・・・って事になってますけど、これは浅田さんの創作らしいですね。実在した桜木太夫は伊藤博文の最後のお妾さんだったそうですよ。
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