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どろろ 観た!!

Still0132_3 ワーナーのレディースデイで映画を見てきました。

公開直後から評判がイマイチな感じの「どろろ」をまず観たのですが、全体的な感想はストーリー的には面白かったと思います。
ただ、多くの意見にもあるように大作慣れしていない邦画の残念な部分がちらほら。
これだけの壮大なイメージで作品を作るならかなりの制作時間を費やさないと難しいと思うのですが、やはりハリウッドなどに比べると予算不足なのですかね・・・・。

   

多少ネタバレを含んでいます。これから観賞される方はご注意を!!

   

Still0133_2 Still0134_2 CGがまずかなりヤバイ(笑)
予算不足と共に雑でしたね。。。ワイヤーアクションも風に揺れちゃってるようなありがちなものになってましたし。どうもアバロンやキャシャーンにも見られるようなあの画面全体の色を黒っぽくするのはどうにかならないですかね。。。
安っぽい感じを違ったものに見せようとしているのかもしれませんが、かえって逆効果な感じ。

Still0147_1 しかしストーリー的にはかなりイイ感じでしたよ。
あまり多くのテーマを詰め込まずに親を失った子供の悲しさとか苦しみとかたくましさを一貫して描いている感じがわかりやすくていいですね。
父親のエゴで体の48ヶ所を失った百鬼丸が他人であるはずの育ての父親によって、人工の体を与えられるのが何とも皮肉な感じでした。
どろろも百鬼丸も親の愛情を知っているので捨てられたり売られたりする子供より遥かに幸せなのかもしれませんが、乱世や大人の都合で犠牲になるのはいつでも子供だという痛烈なメッセージを強く感じました。

Still0137_1 Still0140_4 それにしてもこの柴咲コウは素晴らしいですね!
ちょっとビックリしました。演技的にはまだまだかもしれませんが妻夫木くんも非常に良かったです、表情がいいんですよ、2人とも。
正直言ってこの役をやるには柴咲コウは長身すぎるのでは・・・と思っていたんですが、彼女の演技は時間が経つにつれ不思議と、どろろが子供に見えてくる見事なものでした。妙な言い方ですが彼女は女優にしておくのはもったいないですね。女優・・というより性別とか年齢を超えた「役者」というものの片鱗を垣間見させてくれるような将来楽しみな人です。
Still0139_2Still0141_3  百鬼丸はラスト近くまで盲目という設定ですが、多少映像を加工してあるにしても目が見えていないというのが上手く表現できていたと思います。盲目を忘れさせるほどの格闘シーンの連続なので目が見えていないのを忘れてしまいますが、実際見えるようになってからその違いがわかるかも。
とにかく百鬼丸はいいです!(笑)美しいです。
アクションシーンというのは、大柄過ぎない俳優さんがやるのがスピーディで体全体を使った感じがあっていいのですが、妻夫木くんもそうですね。

ラストの実の父親との対決シーンも良かったです。
このシーンの展開というかやり取りは日本人独特の感性で作られていると思いますね、海外でこの辺の解釈がどうされるのかちょっと楽しみ。

親に売られ、捨てられ、それでも親を憎みきれないのが子供。どろろの言葉がとても重く感じられます。子供を巻き込んだ事件・事故が多い昨今、そして世界のどこかで起こり続けている戦争。どれも子供のせいではないのに最大の犠牲者になるのが子供。彼らはこの世に生み落とされ、ただ自分に与えられた運命を受け入れるだけしかない、大人が守ってやらなければ自分で人生を決める事さえ許されないのです。
手塚治虫の精神がちゃんと受け継がれていたかな、と思えるラストでした。

Still0143_1

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