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功名が辻*関が原

Still0006_21 ついに始まった「関が原の合戦」

慶長5年(1600年)9月15日、東軍7万5千、西軍10万は午前6時頃、関が原で対峙した。圧倒的に西軍・・・三成側が有利とみられていたが。。。

いざ戦場に加わった状態でも、どちらにつくかで心の決まらぬ者が数多くいた。
一豊は徳川の後方、南宮山にいる毛利軍を見張る位置に布陣した。合戦は始まったが戦況は劣勢、あまりの苦戦に戦場に討って出ようと言う新一郎。だが、一豊は毛利から目を離すことはならん、ここを動かん。と頑固に言い張る。

芳しくない戦況にイライラする家康。徳川方に寝返る手はずになっている小早川が動こうとしないからだ。ギリギリまで様子を見ている毛利、吉川、小早川。(ああ、3本の矢がバラバラじゃん・・・元就が泣いている)

しかし、優勢と見える三成軍も実際は全体の3分の1ほどしか合戦に参加していない。業を煮やした三成は島津の下へ行くが、指図は受けない、と冷たくあしらわれてしまう。こんな状態でも三成側は固まっていなかった。

Still0010_14 Still0009_12 動かない一豊の下へ六平太がやってきて、討って出ろと促す。自分はここを動けない、という一豊に「行け!前へ出ろ、千代の為に・・・生きろ!」と訴える六平太(かっちょいい~、でもちょっとおいしすぎじゃないのぉ、六ちゃん)それを聞いた一豊も「死ぬも生きるも闘ってこそか・・・!」と徳川の下へ行き、戦場に出る事を許してもらう。

結局、小早川秀明の裏切りにより、決着がついた。が、既に午後2時頃になってしまっていたらしい。6時間にも及ぶ死闘だった。(・・・って、こういう時代の合戦って普通どのくらいなのかよくわかんない。。。^^;)

Still0016_11 合戦後、複雑な表情の一豊。「勝つこともまた・・・寂しいことじゃ」思わずもらした一豊の一言に怪訝そうな新一郎。そんな新一郎に「皆に檄せよ。屍を踏まぬようにまいれと」と告げる一豊。老齢の一豊には数々の戦経験があるものの、やはりそれなりに思うところがあるようだ。功名を焦って戦場を駆け回っている頃には見えなかったものが見える年齢になったのですね。。。

とうとう、三成も捕まり、一応関が原の合戦はこれにて終了。

Still0018_14 淀・・・この愚か者めが。加勢に行ってやらないからだ、と思ったのはわたしだけではあるまい。

今回は合戦にまるまる時間を費やしたので、じっくりと関が原を描けていたと思います。
うーん、一豊、いいですね~。ホントに年くってからの方がすっごいイイです☆それにしても橋之助さんが負けるところをあまり見たくなかったなぁ~。仕方ないんだけど。橋之助さんは毛利元就の時にあまりに見事な演技に釘付けになり、役者さんとして結構応援している方なので。。。
上川さんとはその時、親子役だったんですよね。元就と隆元で。なーんかちょっと複雑です。その毛利家は3つバラバラになってるし^^;

それにしても老体にムチ打って合戦に出る一豊には思わず涙が出ました。ほんとにノンキャリの鏡ですね。現場で命を張ってコツコツ成果を出していく・・・・この姿勢は勤め人には何か通じるものがあるはずですよ。勉強になりますっ!(笑)

最終回に向かってカウントダウン状態になってきましたね。でも、まだまだ色々ありますよ~。

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コメント

トラックバックありがとうございました。
上川さんの甲冑姿に、胸がキュンとしてしまいます。(照)

またお寄りください♪

投稿: 黒猫のみわ | 2006年11月 7日 (火) 07時05分

一豊くんが立派になったのも、千代の教育の賜物ですかね。
若い頃から、功名を立てるのは合戦の場だと言いながら、
人を殺すのは嫌いな一豊。
辛い目に会いましたね。

投稿: くう | 2006年11月 7日 (火) 22時08分

黒猫のみわさん

まったく、我が殿は年をおうごとに色気が増しているようで
もうじきお別れかと思うと、非常に寂しいです。。。

NHK永久欠番の一豊専用甲冑、面白い形でしたね(笑)

投稿: せるふぉん | 2006年11月 7日 (火) 23時35分

くうさん

千代の教育。。。^^;そうかもしれませんね。
あんなに優しくなければ、もっと出世して
もっと楽に生きられたかもしれませんね。。。

あの年齢で戦場に参加したかと思うと何とも切ないです。

投稿: せるふぉん | 2006年11月 7日 (火) 23時39分

せるふぉん様、こんばんは。
TBありがとうございます。
キッドとしてはもっと・・・と言う気持ちですが
今年の大石版としては
サービスよかったと思います。
いつもTB返しがはれないのです。
今回はこちらにアドレスを残させてくださいね。
『旦那様~(仲間由紀恵)』キッドのブログ
http://kid-blog.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_ab71.html

投稿: キッド | 2006年11月 8日 (水) 21時49分

キッドさん

コメントありがとうございます。
そうなんですよね、ココログ同士って案外TBがうまくいかないんですよ。どうしてでしょう。^^;

そうですね・・・キッドさんのご不満はわかります。
妥協のない目で戦国の闘い・・というものを見れば、あの関が原の描き方ではぬるい気がします。
でも、まあ功名はホームドラマ的なタッチが強いのでああいう視点で描いてみたのかもしれませんね。
昔の大河は今思えば結構残酷なシーンも多かったし、辛口テイストなものも多かったですが、だんだんソフトタッチな作品が多くなってきましたよね。時代の変化なんでしょうか。

良かったら、またいらして下さい。

投稿: せるふぉん | 2006年11月 8日 (水) 22時16分

 思わずTBいただいて、嬉しくなって(^^)やってまいりました。ありがとうございます。

 このブログ、コメント・TBてんこ盛りですごいですね。初め見たときびっくりしました。確かに、せるふぉんさん自身が大いに楽しんで書いている雰囲気が伝わってきて読んでるこちらもいい気持ちになってしまう感じですね。

 読んでるうちに「のだめカンタービレ」も見てみようかという気になってきました。上野樹里さんは興味あるし。

 これからも読ませてもらいます。

投稿: saru | 2006年11月10日 (金) 12時55分

saruさん☆

ようこそ、いらっしゃいました。
いえいえ、わたくしなどまだまだ若輩者で^^;
わたしにTBしてくださる方々は人気ブログを運営されている方々ばかり。色々勉強させて頂いています。

功名が辻、いよいよ土佐入り目前になってきました。
もうじき終わりかと思うと本当に寂しいです。

「のだめ」はものすごい面白さです(笑)
かつてあんなに面白いドラマがあっただろうか。。。とさえ思います。辛さとか残酷さなしに感動を与えてくれる数少ない作品だという気がしますので、是非是非ご覧になってください☆

また、いらしてくださいね。お待ちしています。

投稿: せるふぉん | 2006年11月10日 (金) 23時38分

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