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功名が辻*種崎浜の悲劇

Still0116_1 とうとう、例の相撲のエピソードになってしまいましたねー。

土佐の平定に時間がかかっている一豊に家康からのプレッシャーがかかる。まだまだ世の中、平安になったとは言いがたい状況だったからだ。
一領具足の反発もより一層激化してくる中、六平太が一領具足の一掃のためにある提案をする。相撲大会を開いて一領具足たちの長を呼び寄せ、鉄砲で銃撃するというものだった。あまりの強引な提案に一豊、新一郎は驚くが土佐平定に一刻の猶予もない一豊は決意する。

それにしても・・・・なんか、おかしくないですか今日の話の展開は。
千代ってこのお話では賢妻という事になっているわけですよね?関が原の時には一豊に入れ知恵までして徳川の覚えめでたきなるよう計らっているわけなのに、なんで!?
一領具足たちに時間をかけて和解しながら国を治めていけるような世の中なら、そもそも一豊が国主になんてならなかったのでは!?
六平太の大往生が千代のおかげで台無しなんですけど!!!

すみません、だいぶイライラしていて新一郎の最期まで「え??」って感じなもんですから。。。そういえば今日のシーンはスタパに見学に行った時のものが非常に多かったです。千代の「わたくしが逆らえばわたくしも殺すのですか」というワケわかんないセリフもスタジオの画面で確かに見たシーンですし。

千代が思いっきり出しゃばるシーンというのは、どうも矛盾が多くて納得できないものばかりです。戦国時代に生きて、ましてや国主にまでなった武将の妻が今さらこういう事で夫を責めるなんてありえるんですかね!?確かにその有様を目の当たりにすればそういう反応も出るかもしれませんが、夫は何十年もそういう修羅場を生き抜いて今日に至ったわけで、たまたま自分が戦場の惨状を知らないだけじゃないですか。

Still0117 まあこの一領具足の虐殺を六平太の一存にして一豊の案ではなかった、という綺麗な展開にしているとはいえ、この大河に登場してきた千代としての態度はあまりにワケわかんないんですが!(あ・・・、でも、もともとワケわかんないんだから、これでいいのかな・・^^;)

せっかくの六平太の命を張ったこの回が台無し・・・・・(ああ、ほんとにひどいわ・・)「じゃから、もう良いと言うたではないか!」と言う新一郎とのやり取りにはグッときました。新一郎は死んではならなかったのだ・・・、自分が亡き後、山内家を守らねばならなかったのだから、という事ですよね。新右衛門も可哀相、あの年になって大事な跡取りに先立たれるとは・・・。にしても、その新右衛門が「ようやった」と涙ながらにせがれをねぎらっている席で千代のあの態度は!!!(怒)うーむ、これはもう怒りが当分おさまりません。

Still0118_1 Still0119_2

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コメント

こんばんは!
ボクも観ていていらついてました。
何か筋が通ってないというか、一貫性がないというか。
ホント千代出しゃばる時って面白くないですね。

投稿: ぱるぷんて海の家 | 2006年11月26日 (日) 22時07分

私も私も!
同じような記事を書いてしまいました!
千代には、かなりイラつきました。
こっちから離縁してやりたい。。。

投稿: くう | 2006年11月26日 (日) 22時07分

もちろん、やってること自体が悪いことですが、千代がそれを増幅させているような気が、、、。気が重くなりますねえ。

投稿: てれすどん2号 | 2006年11月26日 (日) 22時08分

こんばんは♪
千代の「暇乞い」も、その前の六平太の死ですっかり頭の中が真っ白になっていてすっ飛んでしまいました(汗)

投稿: ミチ | 2006年11月26日 (日) 22時12分

新一郎と六平太の熱いやりとり、よかったですよね!
新一郎の最期も六平太の熱演も・・・。
なのに後味悪いのは、すべて千代(笑)

投稿: うさ | 2006年11月26日 (日) 22時32分

まったく、ひどい話です!!
ええ、まだ怒ってます!!

>ぱるぷんてさん
千代の言動をずーっと最初から考えるとホントに矛盾ばかりです。
だったら自分の夫に死ね、と言うんでしょうか。
自分が家康に談判してこい!って感じなんですけど!
ホントによくわかんないキャラです。

>くうさん
ええ、どこへでも行くがいい!って思いますよ。
ちょっと自惚れれば馬鹿にして、苦渋の決断すれば非難する。
とんだ悪妻だわ!!

>てれすどんさん
なんか騒ぎを大きくしているだけのような感じですよね。
大体、千代があんな態度取ったら命を落とした新一郎や
悲しんでいる新右衛門はどうなるんですかね!

>ミチさん
千代のおかげで六平太と新一郎の熱演がブチ壊しです!!
こんなに腹が立ったのは初めてですよ(怒)

>うささん
ほんとに、ほんとに腹立たしいです!
殿と新一郎と六平太の緊張感溢れるやり取りも良かったですが
敦盛を舞ってる殿の切なさも良かった!
新一郎を看取った六平太の嘆きや覚悟の自害などなど
千代のワケわかんない行動ですべてブチ壊しです!!

投稿: せるふぉん | 2006年11月27日 (月) 00時45分

六兵太の千代に対するある意味ゆがんだ愛情に涙しました。
やはり、くさいのは千代の平和主義ですねぇ。
あの時代にマッチしないのかもです。

後2回、どうなることでしょうか。

投稿: tomy | 2006年11月27日 (月) 14時15分

tomyさん

千代の言ってることは間違ってないんですけど
あの状況でそれを言い続けたら自分たちだけでなく
家臣や家はどうなるか。。。

・・てまあ、ドラマだから仕方ないんですけど
ああいうのが内助の功、ってのはこれも時代の流れなんですかね。

投稿: せるふぉん | 2006年11月28日 (火) 09時09分

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