祖国
えーと。。。ある方のご好意で見たのはもう結構前なんですけど、WOWWOWのオリジナルドラマの「祖国」、ご覧になった方も多いかと思います。
昨年は終戦後60年という事もあってか、戦争を扱ったドラマや映画が多かったですよね。
このドラマは戦時中の話ではありませんが、戦争の傷跡はいまだに残っている・・・まだ戦争は終わっていない人達もいるのだという事をさりげなく訴えているストーリーでした。
商社マンの小野寺(上川隆也)はミクロネシア方面に出張中、現地の小型機のパイロット、レオ(マコ岩松)と知り合う。
無口なレオに一生懸命話しかける小野寺^^;(ほんとに無口なのよ)
日本に来る事があったら是非自分に声を掛けて欲しいと名刺を手渡し、帰路につく小野寺。
そして、3ヶ月後ほんとにレオはやってきた(まじかよ)
自分の家に泊め、妻の手料理で娘を含めた家族3人でレオを歓迎する小野寺。
翌日、能登に向かうと言うのでレオのためにコネのきくホテルに無理に頼みこんで部屋を取ってもらう小野寺。
しかし、夜になってもレオが現れないというホテルからの連絡で、しょせん無責任な外国人だと失望感を抱く。
しばらく月日が経ち・・・会社の人員整理のリストに載ってしまい、同僚の斡旋で関連会社に転職した小野寺をレオの孫娘(高橋マリ子)が尋ねてくる。
なんと、レオは亡くなっていたのだ。
そしてレオが昔、特攻隊の隊員で出撃した現地で捕虜になり、そのまま現地に残り帰ってこなかった日本人だったという事を知る。
レオには彼の帰りを待ち続けた母親と妹がいた・・・。
主役は上川さんではなく、マコ岩松さんになるのかもしれません。
それにしても、マコの妹を演じた木村佳乃さんがいいんですよ!!
ユキ役の高橋マリ子も透明感があってとてもいいし。
小野寺の妻玲子を演じた森口瑤子も自然で良かったです。
後で思ったんですが、この女優3人て、なんか雰囲気が似てるかな・・・って感じです。
作品全体に透明感のある切ないストーリーでした。
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コメント
はじめまして
WOWOWの「祖国」について調べていたらここにたどり着きました。
我が家はスカパーでこのドラマは見ていませんが、上川さん父親役のようですね。
上の娘さんとの写真、父ではなく仲のいいまるで年の離れた兄のように見えます。
*先日インフォメからDVDの販売の案内がきて、早速購入の手続きをしました。
今から届くのが楽しみです。
投稿: 江利 | 2006年7月15日 (土) 16時57分
江利さん、いらっしゃいませ。
そうですか、インフォメでも販売したりしてるのですか。。。
なかなかいいドラマでしたよ。
上川さんの登場はそんなに多くはないんですが、清涼感のある気負いのない反戦ドラマだと思います。
ちょっと髪型が「慎一さん」な感じだったかな。
投稿: せるふぉん | 2006年7月16日 (日) 00時06分