姑獲鳥の夏
今更ですが、「姑獲鳥の夏」見ました。
実は去年の夏、劇場に行く予定だったのですが、思いのほか多忙になってしまい
明日行こう!と決めたその日に終わってしまいました。。。
そんなこんなでDVDが出た時はすぐに借りるつもりだったのですが
その後の色々な人の感想や作品についての批評を見るにつけ・・・・
あ。。。やっぱり。。。。
的な感じがしてしまい、あえて借りずに今までいました。
・・・が、結構面白かったです。
わたしは好きですよ、ああいう難解・・っていうか
難解っぽい雰囲気みたいな映画。
しかし、京極堂のセットと榎木津の事務所のセットはなかなか凝っていて素晴らしいのに
他のセットに金がかかっていませんでしたね。^^;
関口くんも出番多いわりに、なんかイマイチ。。。
堤真一の投げやりなキャラというか、やる気なさそーな中禅寺秋彦も
結構良かったですよ。
なんか賛否両論みたいですけど。
京極夏彦のデビュー作なんですよね。
デビューでこれは凄いです。
そういえば、昔・・・14年くらい前でしょうか。
当時、無名の(わたしにとっては)鈴木光司の「リング」を読んだ時を思い出しました。
あれも、角川だったんですよ。角川ホラー文庫の創刊した時。
「リング」がそれからだいぶ後になって映像化され、遂に今ではハリウッドまで
進出したのは驚きですが、わたしにとっては明らかに小説だけでやめておいて欲しかった作品でした。。。ホラーという分野だけでなく、一つの小説として素晴らしい表現力とアイディアの詰まった作品でしたから。
京極夏彦ファンはこの「姑獲鳥の夏」をどう観たのでしょう。
うぶめのイメージが、けっこう前のリチャード・ギアが出たちょっと神秘系の映画(タイトル忘れた)の「モス・マン」のイメージと似てました。
涼子が落ちていくシーンは「コンスタンティン」のイザベルが落ちていくシーンと、ちょっとかぶっちゃいました。まあ、これは偶然だと思いますけど。
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文庫版 姑獲鳥の夏 著者:京極 夏彦 |
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